ネパール事業

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ヒマラヤ山脈の裾野に位置するネパール連邦民主共和国は、北海道より少し大きい国土に123の民族・カーストが住み、多様な自然環境の中で豊かな文化を育んできました。しかし一方で、都市と地方、また民族・カースト間の社会格差は著しく、特に丘陵山岳地に住む少数民族や低カースト層住民の生活向上が優先課題となっています。また2015年4月に発生した地震被災地の復興はまだ道半ばで、被災者の生活再建が喫緊の課題となっています。

現在、カブレパランチョウク郡において、農業振興を通じた被災地復興支援事業を展開している他、ダン郡ガダワ地区で母子の健康格差是正事業を実施しています。

面積:14.8万㎢ ( 北海道の約1.8 倍)
人口:2,649 万人( 2011年国勢調査)
言語:ネパール語( 公用語)
1 人あたりのGNI:730US ドル(2016 年/世界銀行調べ)
5 歳未満児死亡率:36 人(1,000 人あたり、2015 年/ IGME 調べ)
妊産婦死亡率:258 人(10 万人あたり、2015 年/ WHO 等調べ)

震災復興支援活動(2015年5月-現在)
農業研修後、新たな野菜栽培に取り組む農家
農業研修後、新たな野菜栽培に取り組む農家

2015年4月25日に発生した地震で大きな被害を受けたカブレパランチョウク郡ロシ地区において、被災者の生活再建を支援しています。具体的には、主たる生計手段である農業収入を増やすための支援(換金作物の栽培技術指導、付加価値を高める減農薬・減化学肥料農法などを取り入れた栽培技術指導、対象地域の水不足を踏まえた節水農法指導)の他、灌漑設備の整備や農業グループの組織化を図ることで、被災した農家の生活再建を支援しています。
これらの活動は、外務省「日本NGO連携無償資金協力事業」として、(公社)国土緑化推進機構の「緑の基金」をはじめとする多くの皆様からのご支援をうけて実施しています。詳しい活動はこちらからご覧ください。
なお、過去の緊急救援活動の詳細はこちらよりご覧になれます。

ダン郡ガダワ地区における母子の健康格差是正事業(2019年2月-現在)
ガダワ地区の全診療所で医療資機材が不足しています

ダン郡ガダワ地区は、少数民族や低カースト層など、社会的弱者が多く住む地域です。母子保健指標は国全体や近隣地域と比べてかなり低い上に、保健指標の地域差が大きいことが課題となっています。例えば妊婦健診受診率は同じ地区内で約4倍(最大74.1%、最低20.1%)の差があります。本事業では、「サービスを取り残された人に」のポリシーのもと、地区住民に最も身近な公共診療所のサービス強化、ならびに地域住民の保健知識の向上を支援し、基礎保健医療サービスへのアクセスを改善することで、母子の健康格差是正を目指しています。なお、このプロジェクトは、外務省「日本NGO連携無償資金協力事業」として実施しています。
最新の活動レポートはこちら
2019年2月:母子の健康格差是正に向けた新プロジェクト開始!

完了したプロジェクト

完了したプロジェクトはこちらよりご覧になれます。