シエラレオネ事業

シエラレオネ共和国は、アフリカ西部大西洋岸に位置する鉱物、海洋資源、農業資源が豊富な国です。しかし、1991年から2002年まで10年以上続いた内戦の影響、また2014年のエボラウイルスの感染拡大により、国の保健システムは大きなダメージを受けました。その結果、母子保健指標は世界最悪の数値を示しており、特に母子保健を向上する取り組みが必要とされています。

面積:7.2万km2 (九州の約1.8倍)
人口:797万人 (2020年/世界銀行)
公用語:英語
1人あたりのGNI:510米ドル (2020年/世界銀行)
5歳未満児死亡率:108人 (1,000人あたり、2020年/UNIGME)
妊産婦死亡率:1,120人 (10万人あたり、2020年/WHO)

妊産婦死亡削減対策支援プロジェクト(2021年1月-2022年5月)
シエラレオネの妊産婦死亡率は出生10万人に対し1,120人(WHO2019)と世界で最も悪く、その主な要因として、妊娠高血圧症など妊娠時高リスクへの予防対策と治療体制が不十分であることがあげられます。
本事業では、妊婦用血圧・脈拍測定器の配布、ならびに地域保健施設スタッフに対する研修を通じて、適切な妊産婦検診が実施され、リスクの高い妊婦の早期発見および適切な処置がなされるよう支援することで、妊産婦死亡の低減に貢献しました。
血圧・脈拍測定器は、英国の高等教育機関であるKing’s College Londonが開発途上国向けに開発した、質と持続性の高いものを利用し、現地で活動するNGO(Welbodi Partnership)と連携して、同機器の配布やその使用のための研修を進めました。
なお本事業は、立正佼成会一食平和基金をはじめ、みなさまからのご支援により実施しました。
血圧計を使った検診の様子
JICA技術協力プロジェクトへのスタッフ派遣「サポーティブ・スーパービジョン強化アドバイザー業務」(2019年11月-2022年6月)
本事業は、保健衛生省から各県の保健管理局、県内の各保健施設への支援型監督指導体制(サポーティブ・スーパービジョン)の強化を支援するJICA技術協力プロジェクトで、アムダマインズのスタッフは保健行政・施設職員へのアドバイザー業務に従事しました。
保健医療データの指導をする県保健局スタッフ

最新の活動レポートはこちらから
2022年9月:シエラレオネにおけるサポーティブ・スーパービジョン強化に向けた取り組み

サポーティブ・スーパービジョン・システム強化プロジェクト(2013年5月-2019年5月)

本事業では、保健衛生省から各県の保健管理局、県内の各保健施設への支援型監督指導体制(サポーティブ・スーパービジョン)の強化を支援しました。各県の保健管理局や保健施設が抱える課題を正確に把握し、適切な対応策を提案できるよう、スーパーバイザーの能力向上を支援しました。また、優先度の高い提案内容の実施を一部支援することで、保健サービスの改善に取り組みました。更に、県保健管理局が県議会や県内の援助団体等に課題と対応策を共有し、それぞれが持つリソースが、サービス改善に効率的・効果的に投入されるよう促しました。プロジェクト詳細はこちらから(JICA技術協力プロジェクトサイトに移動します)
 
最新の活動レポートはこちら
2019年6月:プロジェクトが終了します
2019年4月:誰もが安心して「当たり前」の医療を受けられるようにするために

シエラレオネスタッフブログ

 

うみがめ便り~雨季のシエラレオネで晴れの国を想う」 2022年8月 理事長・鈴木俊介
変わること、変わらないこと、そして変わりつつあること」 2021年7月 大谷聡
シエラレオネで感じる経済学 (最終回)~物乞いたちのゲームと制度」 2019年3月 西野義崇
シエラレオネで感じる経済学(3)トイレ掃除の公共財ゲーム」 2019年3月 西野義崇
シエラレオネで感じる経済学(2)電器店のホテリング・ゲーム」 2019年3月 西野義崇
シエラレオネで感じる経済学(1)通話料売りの機会費用」 2019年2月 西野義崇
シエラレオネの宗教と部族」 2018年10月 松本千穂
シエラレオネが持つ可能性」 2018年6月 大谷聡