ホンジュラス事業

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ホンジュラス共和国は山間部が国土の約8割を占め、とうもろこしやコーヒーを産する自然豊かな国です。しかし温暖化の影響で干ばつに見舞われる頻度が増え、天水に頼らざるを得ない農民は十分な食料を生産できていません。保健分野では妊産婦死亡率が中南米・カリブ地域全体平均の2倍近い水準にあり、治安の悪さや失業の常態化は人口の61%に貧困をもたらし、人々をアメリカ合衆国へ向かわせています。このような状況の中、生活向上のために奮闘している人々の目線に立った支援が求められています。
 
面積:11.2万㎢ (北海道の約1.3倍)
人口:959万人 (2018年/世界銀行)
公用語:スペイン語
1 人あたりのGNI:2,350米ドル (2018年/世界銀行)
5 歳未満児死亡率:18人 (1,000 人あたり、2017年/WHO)
妊産婦死亡率:65人 (10万人あたり、2015年/WHO)
テウパセンティ市における妊産婦ケア改善支援事業(2019年3月~現在)
超音波診断装置(エコー)の使用方法研修の様子

エル・パライソ県テウパセンティ市には分娩施設がなく、緊急の対応が難しいことから、妊産婦の死亡が他市より多い状況にあります。そこで、安全なお産を推進するため、保健所が妊娠状況を正しく把握し、危険兆候を早期に発見して対応できること、妊婦自身が自分の健康を守るのに必要なことを知り、実行することを目指した活動に取り組みました。まず、保健所に超音波診断装置(エコー)を提供し、その使用方法を学ぶ研修を開催しました。8名の医師や看護師がエコー検査を実施できるようになり、胎児の成長度を確認することができるようになったほか、危険兆候の早期発見と迅速な搬送ができるようになりました。
なお、このプロジェクトは外務省「日本NGO連携無償資金協力事業」として実施しています。

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2020年2月:ホンジュラスで2事業の契約署名式が行われました
2019年8月:ハードとソフトの二刀流で母子保健を改善します!
2019年3月:プロジェクト開始

バド・アンチョ市における栄養改善・生計向上に向けた家庭菜園普及プロジェクト(2017年8月-現在)
家庭菜園で育てた野菜

農業を生業としていながら生産性が低く、多くの住民が質・量ともに不十分な食生活を送っているエル・パライソ県バド・アンチョ市において、乾燥地の零細農家でも実践できる技術を、家庭菜園を通じて伝え、栄養バランスを高める取り組みを行っています。
熱心に家庭菜園に取り組み、収穫物を増やしている住民の姿は近所の家庭の参加も促し、当初予定の1.5倍にあたる182世帯が家庭菜園に取り組みました。また、大量に収穫できた野菜を持ち寄ったり、クッキーなどの加工品を作って販売したりする青空市が2回開催され、地域住民に多様な食材を安価に手に入れることのできる機会を提供することができました。さらに参加世帯は家庭菜園を通じ環境保護の重要性に気づき、化学肥料や農薬を極力使わないようになりました。
なお、本事業は、2017年~2019年までJICA「草の根技術協力事業」として実施し、その成果を更に発展させる形で2020年からは外務省「日本NGO連携無償資金協力事業」として実施しています。

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2020年3月:ホンジュラスで2事業の契約署名式が行われました
2020年2月:持続可能なプロジェクトと地球
2019年9月:JICA広報誌「mundi」2019年9月号で紹介されました(JICA公式サイトに移動します)
2017年8月:契約署名式

山村の「妊婦クラブ&キッズクラブ」支援事業(2014年3月-現在)
プレゼントされた子どもキット

エルパライソ県内4つの診療所で「妊婦クラブ&キッズクラブ」活動を支援しています。妊婦クラブでは、料理教室の実施、ビタミン剤の提供、産着やおむつが入った新生児キットの配布などを、キッズクラブでは親子活動や子ども向けワークの実施、子ども用食器やおもちゃが入った子どもキットの配布などを実施しています。このほか、診療所エコー検査室の環境整備(エアコン設置、保健教材や医療資機材の供与など)も支援しています。なお、このプロジェクトは、生活協同組合おかやまコープのご協力により実施しています。

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2020年7月:今年もおかやまコープ組合員の皆様からプレセントをいただきました
2019年5月:おかやまコープ様からご寄付を頂きました
2018年5月:おかやまコープ様からご寄付を頂きました
2017年5月:おかやまコープ様からご寄付を頂きました

青少年育成を通じた住みやすいコミュニティづくり支援事業(2018年3月-現在)
運動会に参加した青少年たち

犯罪の若年化が深刻で、安心して生活することが難しい首都テグシガルパ市において、青少年と地域の大人が協力して住みやすいコミュニティづくりを行う活動を支援しています。
2019年度は4つの地区が、住民自らの力で公共の場所を明るくする壁画の作成に取り組み、事業側からも小学校1校に机と椅子を30セット寄贈しました。そして、地域を応援したいと申し出てくれた現地の組織「ホンジュラス人日本小学生の会(AHBEJA)」とともに、2つの地区で運動会を開催することもできました。なお、本事業はAMDA鎌倉クラブからの支援により実施されました。
 
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2020年7月:こんなときこそ、地域のために

受益者の声(妊婦クラブ参加者 ジェニー・アリシア・ポンセさん)
ジェニー・アリシア・ポンセさん(左)

私は妊婦クラブに3回参加しました。なにしろ初めての妊娠だったので、妊娠や出産にかかわることについてあまり知らなかった私にとって、妊婦クラブはとてもためになるものでした。
例えば、産前健診に行けば子どもの健やかな成長の助けになるビタミン剤などをもらえること、自分も生まれてくる子どものために栄養のバランスを考えた食事をしなければいけないことを学びました。また産前健診の結果、万が一、医療機関で検査をするように言われたら、自分と子どものために受けた方が良いことなども教わりました。妊婦クラブではこの他にも妊婦体操を教えてもらったのですが、これが楽しくて、夫と一緒に家で実践しています。

パートナーの声(JICAホンジュラス事務所職員 グロリアンナ・アルファロさん)
グロリアンナ・アルファロさん(左から2人目)

JICAホンジュラス事務所の現地職員として、AMDA-MINDSの協力により実施した「エル・パライソ県バド・アンチョ市における栄養改善に向けた家庭菜園普及プロジェクト」を担当する貴重な機会に恵まれました。
最初に、家庭菜園を「実践しながら学ぶ」ために、45世帯が選ばれました。プロジェクトの実施を通じて、農村部のコミュニティの生活実態にあった、簡単な方法をとることが大事であることがわかりました。その後、受益者はどんどん増え、182世帯がそれぞれの家庭に合った目的やコミュニティ内での役割をもって、菜園を育てるようになりました。彼らは、将来世代のためにも、より健康的な食習慣を身に着けることが重要であると意識するようになっており、このことは、よりよい生活を送っていくのに間違いなく貢献するでしょう。

ホンジュラススタッフブログ

動物に優しいホンジュラス」 2019年10月 白川良美
ホンジュラスの村人が大好きな栄養満点レシピを紹介します!」 2019年4月 陰山亮子
ホンジュラスのお弁当」 2018年8月 林裕美
気長に待とう、ホンジュラス」 2018年1月 陰山亮子
恐怖の通勤路と、レオナの愉快な仲間たち」 2016年5月 陰山亮子

完了したプロジェクト

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