完了したマダガスカルプロジェクト

 

首都近郊における子どもの栄養改善事業(2020年1月-2021年3月)
首都近郊のアナラマンガ県アンチモンジャン郡の2村(アンガズトゥフ村とアンタンズナ村)において、保健センターやボランティアと協力して、子どもの栄養改善のための活動を実施しました。
マダガスカルでは、子どもの発育阻害(日常的に栄養を十分にとれず、慢性栄養不良に陥り、年齢相応の身長まで成長しない状態)が深刻な課題ですが、対象地の2村でも、3歳未満児の44.5%が発育阻害です。この状況を改善しようと、保護者や地域の人たちが策定した計画に沿った活動(子どもの成長モニタリングや栄養教育、調理教室など)実施を支援しました。また、コロナ禍における保健医療サービスを支援するため、同郡全25の保健センターに聴診器、血圧計、血糖値測定器などを提供しました。
なお、本事業は、立正佼成会一食平和基金、公益財団法人テルモ生命科学振興財団をはじめ皆様からの支援により実施しました。
学校給食を調理するボランティアの母親たち

 
活動レポートはこちら:
2021年3月:子どもの栄養改善を目指したコミュニティでの取り組み