11月の黄色いサン・バルトロメ・ホコテナンゴ グアテマラ事務所 陰山亮子

2019/11/26

グアテマラでは11月1日を「諸聖人の日」として祝います。親戚が集まってお墓に行き、故人を偲ぶ、日本のお盆のようなイメージでしょうか。この時期、事業地サン・バルトロメ・ホコテナンゴ市では黄色い花があたり一面咲き誇ります。黄色い絨毯を敷いたかのような景色は、もう何年も見ていない日本の紅葉を思い出させてくれます。

筆者と黄色い花


またこの時期、グアテマラでは凧揚げが盛んです。その光景はちょっと早い日本の正月が来たような気分を味わわせてくれ、ちょうど現地の小学校が長期休みに入る頃ということもあり、各地で凧揚げ大会が開催され、子どもたちが楽しむ様子が見られます。今年、サン・バルトロメ・ホコテナンゴ市でも凧揚げ大会が開催され、なんと大会ポスターによれば、子どもの部、青少年の部に加え、大人の部まであった模様。大会では凧の大きさや揚げた時の高さを競うのですが、凧は手作りでそのデザインも様々です。参加者の中には、日本の国旗をあしらった凧を作ってくれた男の子もいました!

  • 凧揚げ大会ポスター
  • 日本をあしらった凧を作った男の子

サン・バルトロメ・ホコテナンゴ市で活動をするようになって1年9か月。1年目は村の伝統的産婆や保健ボランティアを対象に妊産婦の危険兆候や家族計画などに関する研修を行い、2年目からは小中学校での性教育も活動に含めたことから、子どもたちの間でも「日本」や「AMDA-MINDS」を身近に感じてもらえるようになってきたのかと思うと嬉しくなりました。

保健ボランティアによる住民に対する研修の様子


本事業は残り3カ月で終了を迎えることから、今後、伝統的産婆や保健ボランティアが中心となって住民に対する教育活動を続けられるよう、現在ピア教育実施のサポートをしています。初めは恥ずかしい、自分にはできない、と言っていたボランティアたちも、少しずつ経験を重ねて学んだテーマを地域住民と共有するようになってきました。住民に継続的な学びの機会が提供されることを目指し、事業終了に向けた活動に取り組んでいきます。

保健ボランティアによる住民に対する研修の様子