第二の故郷 海外事業運営本部 大谷 聡

2023/12/14

皆さん、こんにちは!突然ですが「第二の故郷はどこですか?」と聞かれて、皆さんはどこを思い浮かべますか?
 
2005年から20年弱、ほぼアフリカ一筋で仕事をしてきた私にとっての第二の故郷は、サブサハラ・アフリカ、その中でも最初の任地であるザンビアです。飛行機の窓から赤茶けた大地を見下ろした後、空港から伸びる真っすぐな道を、いつものドライバーと他愛無い会話をしながら車で走っていると、「帰ってきたなぁ~」という実感が湧いてきます。
 
そして、何よりもザンビアを第二の故郷たらしめている最たる所以は、2005年に最初に赴任してからの付き合いとなるムレヤ夫妻の存在です。
 

常に満面の笑みと暖かい心で迎えてくれるムレヤ夫妻は正に家族の様な存在

元ルサカ市保健局職員の奥さんとは2005年からずっと一緒に仕事をしていますが、常にコミュニティの人たちのことを第一に考えている本当に優しい素敵な方です。旦那さんとはプライベートでの交流が始まってから10年来のお付き合いで、常にひょうひょうとしていますが、頼りがいのある存在で、いつも本当に助けられています。
 
ザンビアに到着後「戻ってきました~」と連絡すると「お帰りなさい!いつウチに来るの?今回は何食べたい?」と直ぐに返信があり、まさに実家に戻った息子と親との会話のよう。
 
定番のザンビア料理!真ん中上から時計回りに、フィサシ(ほうれん草のみじん切りの和え物)、オクラ、れいぷ(青菜の炒め野菜)、ビーフシチュー、グリルチキン、Tボーンステーキ(サーロインとヒレが両方ついた一番ぜいたくな部位!)、ビーフソーセージ、そして主食のシマ(白トウモロコシの粉をお湯で練ってつくったもの)!

今回は定番のザンビア料理に加え、何故か!?メキシコ料理のタコス(!)まであり、愛情たっぷりの美味しい食事に舌鼓をうちながら、様々な話題に花を咲かせ、リラックスした楽しい時間を過ごすことができました。
 
今回は何故かメキシコ料理も!けど材料は全てザンビア産!

第二の故郷における大切な家族として、ムレヤ夫妻にはこれからもずっと元気でいて欲しいと思います!
 
 

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大谷のブログ「17年アフリカに関わってきた私が、エジプト初訪問で驚いた3つのコト
ザンビアで現在実施している活動についてはこちらから

 

この記事を書いたのは
大谷 聡(おおたにさとし)
海外事業運営本部 プログラムコーディネーター


大学生の時に参加したタイでのスタディツアーや、クロアチアの難民キャンプでのボランティア活動が、国際協力の道をめざすきっかけに。卒業後、民間企業を経て、イギリスの大学院で公衆衛生学修士号を取得。2005年にアムダ海外事業本部(アムダマインズの前身)入職。アフリカのシエラレオネやザンビアにて、保健プロジェクトに公衆衛生専門家として従事。ここ暫く、吹奏楽・マーチングバンド・太鼓にハマっており、日々You Tubeで演奏を見たり、各地の演奏会に出没して元気をもらっています!千葉県出身。

 
 

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