極西部へき地集落における安全な妊娠・出産促進事業

ネパール極西部へき地集落における安全な妊娠・出産促進事業(2023年3月-現在)
ネパールの極西部に位置するカイラリ郡チュレ地区は、「灯台下の暗やみ」と揶揄されるほど、開発から取り残されている地域の一つです。公的保健医療サービスへのアクセスが非常に困難で、2021年には出産506件中、妊産婦死亡が6件、新生児死亡が13件もあるなど、女性の安全な妊娠と出産が脅かされています。
そこで本事業では、分娩サービスへのアクセス改善、エコー検査によるハイリスク妊婦の特定と対応強化、安全な妊娠・出産につながる地域住民の行動変容促進に取り組むことで、妊産婦・新生児死亡件数を迅速に低減させることを目指しています。
この事業は、日本国外務省からの資金協力(日本NGO連携無償資金協力)に加え、生活協同組合おかやまコープほか、皆様からのご寄付により活動を進めています。
フィールド調査の様子

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2023年4月:灯台下の暗やみに、あかりを灯す