マダガスカル事業

マダガスカル共和国はアフリカの南東部に位置する島国で、独特の生態系や文化を持っています。一次産品の輸出に依存した脆弱な経済構造と2009年から5年間続いた政治的危機の影響を受け、現在も国民の78%が貧困ライン(1日1.9ドル)以下での生活を余儀なくされています。

首都近郊における子どもの栄養改善事業(2020年1月~現在)
学校給食を調理するボランティアの母親たち。今日の献立はご飯に瓜と豆の煮物。

マダガスカルは、世界で最も子どもの栄養状態が悪い国の一つです。栄養不良による発育阻害の割合は47%に上り、特に首都近郊の高地で高い傾向にあります。栄養不良の要因としては、栄養に関する知識が十分でないこと、また経済的な問題もあって質・量ともに適切な摂取ができていないことが挙げられます。

そこで、首都近郊のアナラマンガ県アチモンジャン郡において、現地の保健センターや地域の保健ボランティアと協力して、栄養改善のための行動変容を目指した活動を実施しています。具体的には、現在の子どもの栄養状態や子どもの栄養に関する保護者の行動を把握した上で、コミュニティで優良な事例を見つけ出し、それを周りの人たちにも広げていくという取り組みを行っています。なお、本事業は、立正佼成会一食平和基金、公益財団法人テルモ生命科学振興財団をはじめ皆様からの支援により実施しています。

マガダスカルスタッフブログ

マダガスカル人は運動好き?!」 2020年8月 江橋裕人