第4回SDGs勉強会を開催しました

2019/12/09

12月7日(土)、今年度4回目となるSDGs勉強会「データと写真で読み解くSDGsのいま」を開催しました。
 
会の前半では海外事業部の竹久から、日本社会におけるSDGsの認知度や具体的な行動に関するデータ(「SDGsに関する生活者調査」株式会社電通)や、SDGsの各ゴールの進捗状況に関するデータ(「The Sustainable Development Goals 2019」United Nations)などをご紹介し、SDGsの各ゴールの達成状況や地域・国別の動向などについて、参加者の皆さんと共に学びました。
 
会の後半では海外事業部長の田中から、「母子健康格差是正プロジェクト」を実施しているダン郡ガダワ地区(ネパール)に住む母子が置かれている状況について、SDGsゴール3「すべての人に健康と福祉を」、特にUHC(Universal Health Coverage)*の4A(Accessibility/距離、Availability/存在、Affordability/費用、Acceptability/適応)の観点から、写真や映像でご紹介しました。
 

勉強会の様子。ダン郡ガダワ地区の写真を見せる田中(中央奥)

 
その後、ネパールのお茶を楽しみながらの質疑応答・雑談となりました。昨今、海洋ゴミ問題について頻繁にマスメディアで取り上げられていることもあり、SDGsゴール14「海の豊かさを守ろう」については皆様、高い関心をお持ちのようでした。SDGsの中でも特に取り組みが遅れているとされるゴール14について、一人ひとりがもっと自分事として具体的な行動をとらなければいけないのだと、私たちAMDA-MINDSスタッフも自身の生活様式を振り返る機会となりました。
 
次回の勉強会は、2020年2月29日(土)の予定です。詳細はまた後日、公式ウェブサイトやSNSなどでお知らせします。次回もたくさんのご参加をお待ちしています!
 
*すべての人々が、必要とする質の高い保健・医療サービスを、支払の際に経済的な困難に苦しめられることなく確保している状態