圧倒的な迫力!これぞ世界三大瀑布 ザンビア事業 業務調整員 稲葉 久之

2013/08/27

8月24日から29日まで、ザンビアのリビングストン(Livingstone)とジンバブエのヴィクトリアフォールズタウン(Victoria Falls Town)を会場に、国連世界観光機関(UNWTO:United Nations World Tourism Organization)の総会が開催されています。両町はユネスコの世界遺産に登録されているヴィクトリアの滝を挟んでザンビア側、ジンバブエ側のそれぞれに位置しており、世界的な観光地にもなっています。先月、ザンビアの連休を利用して赴任後初めてヴィクトリアの滝に行って来ました。

ヴィクトリアの滝、みなさんご存知でしょうか?

ナイアガラの滝、イグアスの滝と合わせ「世界三大瀑布」に数えられるヴィクトリアの滝は、ザンビアを流れるザンベジ川の下流に位置し、ザンビアとジンバブエの国境になっています。日本人にとってはナイアガラの滝が最も有名かもしれませんが、滝の幅(ヴィクトリアの滝は1,708m、ナイアガラの滝は1,203m)、最大落差(ヴィクトリアの滝108m、ナイアガラの滝51m)いずれにしてもナイアガラの滝よりヴィクトリアの滝のほうがずっと大きいのです。

現地語では『Mosi-oa-Tunya(トンガ語で雷鳴のする煙)』と呼ばれるヴィクトリアの滝、1855年に宣教師であり探検家でもあったイギリス人のリビングストンが訪れ、ヴィクトリア女王にちなんで『ヴィクトリアの滝』と命名したとされています。

ザンビアの雨季に当たる11月から4月頃までは水量が多すぎて、まともに滝を見ることができないとも言われており、ベストシーズンは5月から8月。雨季直前の9-11月頃は、滝の岩肌が露出するほど水量が減ることもあるそうです。私が訪問した7月始めはまさにベストシーズンでした。

ザンビア側は『モシ・オワ・トゥニャ国立公園』になっており、ここから滝に沿って遊歩道が整備されています。滝に近づく手前にはレンタルのレインコート屋さんがあり、ここでポンチョのようなレインコートを借りていたのですが、吹き上げる水しぶきで全身はびしょ濡れになってしまいました。

今回は、滝を間近で見ると共に、ヘリコプターに乗って上空からヴィクトリアの滝を眺めてみました。間近でみる迫力とは全く違うヴィクトリアの滝の姿を目にすることが出来、とても貴重な体験でした。もう一つ、滝の楽しみ方としては「バンジージャンプ」があるのですが・・・これは端から見るだけ。「我こそは!」という方、ぜひ体験してみて下さい(2011年の年末に、ロープが切れて観光客の女性が、そのまま川に転落するという事故が発生しています。奇跡的にも女性は無事だったそうですが)。

日本のゴールデンウィークや、ちょっと早めの夏休みはヴィクトリアの滝のベストシーズン。機会がありましたら、ぜひザンビア、世界三大瀑布をお訪ね下さい。

滝に沿って整備されている遊歩道。吹き上がる水しぶきを全身に浴びながら、滝の迫力を体感できます。
滝に沿って整備されている遊歩道。吹き上がる水しぶきを全身に浴びながら、滝の迫力を体感できます。
滝つぼから吹き上がる水しぶきは風の向き一つで大きく変化します。太陽の光に反射して、至る所で虹を見ることができます。
吹き上がる水しぶきが太陽の光に反射して、至る所で虹を見ることができます。
こんな間近で滝をみることができます。記念撮影をするにはもってこい。ただし風向きには注意が必要です。
こんな間近で滝をみることができます。記念撮影をするにはもってこい。ただし風向きには注意が必要です。
ヘリコプターの遊覧ツアーに参加すれば、ヴィクトリアの滝の全貌を上空から見ることもできます。ザンベジ川の雄大さも堪能できます。
ヘリコプターの遊覧ツアーに参加すれば、ヴィクトリアの滝の全貌を見ることもできます。
右側はジンバブエ。車もまるでゴマ粒の大きさ。滝の大きさ、伝わるでしょうか?
右側はジンバブエ。車もまるでゴマ粒の大きさ。滝の大きさ、伝わるでしょうか?