石の季節がやってきた!-インドネシア事業 梶田未央

2015/05/07
お店に並ぶ指輪
お店に並ぶ指輪
自慢の指輪を披露するスタッフ
自慢の指輪を披露するスタッフ

一獲千金を夢見て石を探すルスリさん
一獲千金を夢見て石を探すルスリさん
こんにちは、みなさん。アパ・カバール(お元気ですか)?
私の住むマカッサル市は長かった雨季もようやく終わり、近頃は日中の平均気温が30度以上と暑い日が続いています。

ところで、雨季と乾季の二つの季節しかないインドネシアですが、昨年末から「石の季節」が到来しています。主に男性が熱狂しているのですが、インドネシア全土が空前の天然石ブームに沸いているのです。もともと男性が石のついた指輪を身に着ける習慣のあるインドネシアですが、近年は手ごろな値段で石を磨く機械が買えるようになり、自分で質の良い原石を探して指輪を作る人が増えたのがブームのきっかけのようです。
一つだけでなく両手に何個も指輪をつけている人も珍しくないのですが、最近は特に大きな石がついているものが好まれるようで、ウズラ卵ほどの大きさの指輪をしている猛者も見かけます。

いまや道路わきに原石や指輪を売る露天商が立ち並び、どの店も男性たちが老いも若きも鈴なりになっています。石よりも土台の金属の方が高いという千円程度の手頃な指輪から、希少な天然石になると数百万円の値がつくこともあるそうで、一獲千金を夢見て原石の採掘に熱を上げる人も少なくないとか。
大きな原石をポケットやカバンに詰め込んで出かけ、井戸端会議で石自慢を繰り広げているオジサン達を見ると、小学生の時に男子が自慢のカブトムシやクワガタムシを教室に持ち込んでお披露目していたのを思い出します。男子のコレクション気質は全世界、全世代共通なのでしょうか。

そして、我らがマカッサル事務所にも一獲千金を夢見るオジサンが一人、運転手のルスリさんは事業地の山や川での石探しに熱中しています。ときどき、どう見ても普通の石を嬉しそうに拾って帰ってきますが、これは!という原石にはまだ出会っていないようです。
ルスリさんがインドネシアン・ドリームをつかみ取った際にはまた皆さんにご報告したいと思います。