一皿のお好み焼きから始まる地域の変革
～ぼてぢゅう®からの支援の成果を報告します ～
2023/10/16
「ぼてぢゅう®グループ」（本社：大阪市、代表取締役社長：栗田英人）が運営する老舗お好み焼専門店の「ぼてぢゅう®」は、アムダマインズの活動を長年にわたりご支援くださっています。
2021年からは、全国24店舗の「ぼてぢゅう®」で、「国際協力支援特別メニュー」を提供し、その売り上げの一部をSDGs達成に向けた各プロジェクトにご寄付いただいています。
まさに、『お好み焼き（国際協力支援特別メニュー）を食べて国際協力！』という仕組みです。
これまで、貧困削減、母子の栄養状態や保健医療サービスの向上、教育への参加推進など、多くの活動を実施してきましたが、今回はその中から、ネパールとマダガスカルでの成果の例を紹介します。
2021年からは、全国24店舗の「ぼてぢゅう®」で、「国際協力支援特別メニュー」を提供し、その売り上げの一部をSDGs達成に向けた各プロジェクトにご寄付いただいています。
まさに、『お好み焼き（国際協力支援特別メニュー）を食べて国際協力！』という仕組みです。
これまで、貧困削減、母子の栄養状態や保健医療サービスの向上、教育への参加推進など、多くの活動を実施してきましたが、今回はその中から、ネパールとマダガスカルでの成果の例を紹介します。
ゴルカ郡におけるコーヒー栽培を通じた収入向上支援事業（ネパール）
活動地の様子
ゴルカ郡は、2015年のネパール大地震の震源地であり、多くの農家が急な斜面の畑で農業をしていますが、約64%の農家は半年以上にわたり食べものが足らない状況です。社会的に弱い立場に置かれている少数民族や低所得者が人口の75%を占めています。
活動内容と成果
コーヒー豆の品質向上と高い取引価格を実現するためには、コーヒーチェリーの精選作業が不可欠です。この活動によって、精選技術の研修、精選所の設立、コーヒー協同組合の運営指導、事業拡大、そして新規コーヒー栽培者への技術指導を実現することができました。農家は、この支援により自身で精選作業を行うことができるようになり、その結果、コーヒー豆の品質が向上し、収入も増加しました。
また、精選所の設立と協同組合の組織化により、作業の効率化も実現しました。このように、小さなコーヒーの苗から始まったコーヒー栽培プロジェクトは、農家の販売収入を最大約10倍に増加させ、地域の主要産業としてコーヒー生産が掲げられるまでに成長しました。
また、精選所の設立と協同組合の組織化により、作業の効率化も実現しました。このように、小さなコーヒーの苗から始まったコーヒー栽培プロジェクトは、農家の販売収入を最大約10倍に増加させ、地域の主要産業としてコーヒー生産が掲げられるまでに成長しました。
コーヒー豆（皮）の水分測定をする農家
家庭菜園を通じた栄養改善プロジェクト（ホンジュラス）
活動地の様子
エルパライソ県の山岳地帯は降雨が少なく収穫が不足し、住民は食料に困っています。特に野菜栽培が難しく、遠いへき地集落では野菜や果物を食べる習慣がありません。また頻繁な自然災害が、住民の生産意欲を奪っています。
活動内容と成果
栄養バランスの改善と食料生産の増加を目指し、幅広い活動を展開しました。家庭菜園をサポートする運営グループを結成、菜園の設置や栽培方法に関する研修、環境にやさしい土壌肥料の作り方を習得することで、地域全体の技術向上につながりました。この取り組みにより、家庭菜園を行う世帯では、収穫量と品種が増加し、食卓に上る食材のバリエーションが平均6種類も増えました。さらに、収穫物の乾燥や加工、そして定期的な市場の開催なども積極的に行い、食料の販売価値を向上させました。これにより、地域の食生活は栄養バランスを重視する方向に進み、持続可能な食料生産の促進が実現しています。
土壌作りを行う住民
引き続き「ぼてぢゅう®」の全国24店舗では、SDGs達成に向けたプロジェクトとして、国際協力支援特別メニューの提供が続けられます。おいしい食事とSDGs達成への貢献を組み合わせたこの取り組みに、ぜひご参加ください。
ぼてぢゅう®グループについて
1946年に食い道楽の街・大阪玉出で大阪お好み焼き専門店として誕生した「ぼてぢゅう®」を、商業施設を中心に101店舗（国内62店舗、海外39店舗/2021年7月現在）に展開。同社の社会的使命「食と健康」「食のまちおこし」「人づくり」の先にSDGsを位置づけ、地域社会とひとつになって食の新たな価値観を想像し、世界に発信している。公式サイトはこちらから。
1946年に食い道楽の街・大阪玉出で大阪お好み焼き専門店として誕生した「ぼてぢゅう®」を、商業施設を中心に101店舗（国内62店舗、海外39店舗/2021年7月現在）に展開。同社の社会的使命「食と健康」「食のまちおこし」「人づくり」の先にSDGsを位置づけ、地域社会とひとつになって食の新たな価値観を想像し、世界に発信している。公式サイトはこちらから。
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