【報告】10周年企画第3弾:国際協力キャリアセミナー

2017/06/13

6月9日、IPU環太平洋大学(岡山市東区、以下IPU)と共催で国際協力キャリアセミナー「NGOで働く~グローバル社会でできること」を開催しました。いつもより少し早い時間の開催になりましたが、会場には高校生を含む学生、社会人の方々約40名が足を運んでくださいました。

高校生から社会人まで、たくさんの方々がご参加くださいました
高校生から社会人まで、たくさんの方々がご参加くださいました

開会時にはIPU国際教育学科学科長の小川教授にご挨拶いただき、今後もこのような機会を増やし、国際協力活動について岡山から発信していきたいと、抱負を述べられました。

その後、シエラレオネに駐在している3人のスタッフが、AMDA-MINDSの活動や自身のキャリアをご紹介しました。大谷は、今年がAMDA-MINDSの設立10周年であることにちなみ、これまでの10年間の活動や記念に作成したロゴを紹介しました。西野と松本は、国際協力に興味を持ったきっかけや、その興味とは直接関係しなかった自身の学歴、それを経て国際協力に携わりたいと考えた理由と縁、その後のキャリアなどについてお話しました。

グループに分かれての質疑応答
グループに分かれての質疑応答は大盛り上がり。どのグループも時間が足りないようでした。

その後、3つのグループに別れ、3人のスピーカーと自由に質疑応答の時間を持ちました。どのグループも1つの質問が次の質問を呼び、時間がいくらあっても足りないようでした。

最後にAMDA-MINDS理事長の鈴木より、国際協力へのキャリアは様々であり一般化できないこと、国際協力を仕事にしているスタッフは、他の業種と同様、責任を持って取り組んでいることなどを強調して伝えました。

国際協力に関わる方法は多様で、しかもその入り口は常に開いているということを伝えた今回のキャリアセミナー。まずはその一歩として、「OPEN MINDS」に足を運ぶことをオススメして、本イベントは終了しました。

熱心に話を聞き、また積極的に質問を寄せてくださった参加者の皆様、どうもありがとうございました。

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2017年6月9日(金) 18時~19時30分(開場17時30分)
IPU環太平洋大学グローバルキャンパス4階

プログラム
17:30~受付
18:00~ 開会のあいさつ
18:05~ MINDS10年の歩み
18:15~ シエラレオネ駐在 西野 義崇
18:30~ シエラレオネ駐在 松本 千穂
18:45~ グループディスカッション+全体で共有
19:25~ まとめ

参加:無料
定員:50人
申込方法:特定非営利活動法人AMDA社会開発機構 国内事業部 宛てご連絡ください
TEL 086-232-8815 E-mail info@ml.amda-minds.org
共催:AMDA社会開発機構/IPU環太平洋大学

スピーカー

図1-s 西野 義崇
2013年10月よりシエラレオネに赴任。同国の保健衛生省と共同で、国レベルならびに地方レベルの保健システムの改善強化に取り組んでいる。前職では、バイオ関連の研究用薬品・機器等を扱う商社に勤務。退職後、開発経済学と国際保健学を学び、AMDA-MINDSに参加。
図2-s 松本 千穂
約3年半のネパール現地駐在を経て、2016年3月よりシエラレオネに赴任。活動がスムーズに進むよう、必要物資の調達や人材管理、関係者との連絡調整などのロジ全般を担う。金融系企業での勤務、青年海外協力隊の経験を有する。

お申し込み・お問い合わせ
特定非営利活動法人AMDA社会開発機構 国内事業部
TEL 086-232-8815
E-mail info@ml.amda-minds.org