ザンビアと岡山、子どもたちの絵がつないだ12,000km!

2012/06/27

2012年5月17日、生活協同組合おかやまコープ様より子どもたちが描いた絵34枚をご寄贈いただきました。(おかやまコープの皆様が絵を描く様子はこちら、AMDA-MINDSでの贈呈式の様子はこちら。)贈呈式では、いただいた絵をザンビアに運び、現地の子どもたちが集うコミュニティースクールに展示すること等をお話ししました。

それから1か月後の6月19日、遠く海を越えた子どもたちの絵は、岡山から直線距離にして約12,400Km離れたザンビアの首都ルサカ市チャザンガ地区にあるブワフワノ・コミュニティースクールの子どもたちに手渡されました。現地語の一つであるベンバ語で「相互扶助」を意味するブワフワノ(Bwafwano)という名前の現地NGOが運営するこのコミュニティースクールには、日本の小学校1年生から4年生までにあたる第1学年から第4学年まで約600人の子どもたちが通っています。ここに通う生徒の4分の3は、HIV/AIDSで片親または両親を失ったエイズ孤児です。ザンビアの公立小学校は、授業料は無料ですが教科書代や制服代などの費用がかかるため、親を亡くした子どもたちは経済的な理由で小学校に通えないことも少なくありません。そこで、コミュニティーでのHIV/エイズに関する教育や患者の治療支援を行うブワフワノは、イギリスなど外国のNGOの支援も受け、無料で通えるコミュニティースクールを運営しています。

日本からやってきた絵を手にした子どもたちは大喜びで、日本の子どもたちの絵が上手なことに驚いていました。また、今回は第4学年の教室に絵を掲示し、絵とともにクレヨンと画用紙も寄贈しました。このクレヨンと画用紙を使って、第4学年の43人の子どもたちがお返しにおかやまコープの子どもたちへ贈る絵を描いてくれました。普段コミュニティースクールには十分な文房具がなく、絵を描く機会も限られている子どもたちは、カラフルなクレヨンを手に奮闘していました。
第4学年を担当するパトリック・ムカク先生は、「子どもたちが楽しそうに絵を描いているのを見ると僕も幸せです。この絵が日本の子どもたちに届き、交流できることは大変うれしいことです。言葉が通じなくても、絵を通してお互いの心を通わせることはできると思います。」と話してくれました。

子どもたちが描いてくれた43枚の絵は当団体スタッフが持ち帰り、おかやまコープ様にお届けする予定です。

日本から届いた絵と一緒に
日本から届いた絵と一緒に
それぞれが思い思いの絵を描きました
それぞれが思い思いの絵を描きました
コミュニティースクールを描いたクリントン君
コミュニティースクールを描いたクリントン君
第4学年の子どもたちが描いた絵
第4学年の子どもたちが描いた絵
自分が描いた絵をもって集合
自分が描いた絵をもって集合