コーヒー栽培を通じた収入向上支援事業

ゴルカ郡におけるコーヒー栽培を通じた収入向上支援事業(2021年8月-現在)
ネパール中部にあり、2015年の大地震の震央だったことから特に甚大な被害を受けたゴルカ郡の2つの地区において、零細農家約600世帯に対する収入向上の支援を開始しました。コーヒーの栽培、コーヒーチェリー(実)の精製に関する技術指導と、コーヒー組合の経営安定化支援を通じ、3年間でコーヒーの総売上高を約10倍に拡大することを目指しています。
丘陵地域に位置する同地区は、その地形と気候条件からコーヒー豆の栽培に適しており、既に120世帯ほどが栽培に取り組んでいます。しかし、正しい栽培技術を学ぶ機会が限られている上、収穫したコーヒーチェリーの大半は適切に精製されておらず、最も低い販売価格での取引に甘んじていることから、年間の売上高は1世帯あたり2,000円にも満たない状況にあります。
これまでの農業だけでは生活が成り立たず、家族の誰かが労働者として海外に行く以外、収入を得る手段がなかった零細農家にとって、コーヒー栽培が、家族みんなで生活するための一助となることを願い、活動に取り組んでいます。
コーヒー栽培農家の様子