活動レポート
歯を大切にしましょう~サン・ルカス市の挑戦
海外事業運営本部 林裕美
2023/09/15
ホンジュラスの山間部に位置するサン・ルカス市には歯医者がおらず、市民は車で3時間かかる隣町まで歯科治療に行かなければなりませんでした。この度、皆様からのご寄付と、テルモ生命科学振興財団からのご支援で、ついにサン・ルカス市に歯科が誕生しました!
2年間の活動を終えて~マダガスカルにおける環境保全と生計向上の取り組み
2023/07/11
首都から車で約1時間半。森林伐採による土壌の劣化が激しく、ほぼ唯一の生計手段である農業の持続性が脅かされていたツィアファヒ・コミューンで、2年にわたり取り組んだ「環境保全を通じた持続可能な生計向上プロジェクト」が終了しました。
現地調査でのデジタルツールの活用 ミャンマー事務所 ヘイン・トゥ
2023/06/05
プロジェクトを実施で欠かせない様々な調査。従来、紙に印刷した質問票を使った調査が一般的でしたが、デジタルツールの発展により、便利なソフトウエアやアプリを活用できるようになりました。今回は、ミャンマー事業で導入を担当したスタッフ、ヘイン・トゥがその様子をお伝えします。
灯台下の暗やみに、あかりを灯す
2023/04/27
ネパールで新しい取り組みが始まりました。場所は、極西部のカイラリ郡チュレ地区。「灯台下の暗やみ」と揶揄されるほど、開発から取り残された地です。ここで、妊産婦と新生児の死亡件数を迅速に低減させることを目的とした活動に取り組みます。
妊婦さんに安全と安心を、2年目も 海外事業運営本部 林裕美
2023/03/13
2月16日、在ホンジュラス日本国大使公邸で、令和4年度外務省日本NGO連携無償資金協力「サン・ルカス市、サン・アントニオ・デ・フローレス市における妊産婦ケア強化事業」の契約署名式が執り行われました。2年目も、支援の手が届きにくい山間部を含むすべての妊婦が、安心して妊娠期を過ごし、安全に出産に臨めることを目指し活動してまいります。
いまできることを着実に
海外事業運営本部 白幡利雄
2023/02/27
コロナ禍に加え、2021年2月の政変と非常事態宣言発令の影響を受け、ミャンマー国民はいまも大変な困難の渦中にいます。今回の主人公は村で小さな商店を営むヌ・チーさん。毎日を笑顔で過ごせるようになった彼女の奮闘記です。
小さな苗に未来への願いを込めて~コーヒー栽培を通じた所得向上支援事業~
ネパール事務所 小林麻衣子
2023/01/26
ネパール・ゴルカ郡の事業地に、5か所目となる「パルピングセンター」が設置されました。コーヒーの果肉を除去するパルピング作業が、都市部の加工業者に頼らず、村の中でできるようになることで、コーヒー栽培農家の売上げが倍以上に増えることが見込まれます。
マダガスカルに豊かな大地を!~自然環境保全プロジェクト~
農業専門家 平野耕志
2022/11/29
マダガスカルで実施している「環境保全を通じた持続可能な生計向上プロジェクト」に派遣された農業専門家、平野耕志さんによる活動レポート。今回の派遣では、植林された幼木や野菜の栽培についての技術指導を行いました。
家庭菜園に取り組んだ5年を振り返って
ホンジュラス事務所 山田留美子
2022/10/24
ホンジュラス国内でも特に貧しいバド・アンチョ市で、住民の栄養改善と生計向上を目的に5年にわたり取り組んだ家庭菜園事業が終了しました。開始から関わったスタッフが、この5年を振り返ります。
シエラレオネにおけるサポーティブ・スーパービジョン強化に向けた取り組み 海外事業運営本部 大谷聡
2022/10/04
西アフリカのシエラレオネにおいて、2013年から実施されてきたサポーティブ・スーパービジョン(正式名称はISSV:Integrated Supportive Supervision/統合的支援型監督指導体制)強化に向けたプロジェクトが、2022年6月に終了しました。
よりよいコミュニティセンターに生まれ変わりました
2022/08/31
連合「愛のカンパ」中央助成のご支援により、ザンビアの首都ルサカ市にあるジョージコミュニティセンターの整備を進めることができました。リフレッシュしたセンターの様子をご覧ください。
国際協力のすき間から見えてくるミャンマーの今
ミャンマー事務所 五十嵐和代
2022/06/21
2022年3月から、ミャンマー北東部に位置するシャン州北部で新たな保健事業を開始しました。事業統括の五十嵐が、事業開始に向けた準備を通じて見た、政変後のミャンマーの一面をお伝えします。
おかやまコープ「AMDA基金」からネパールへの贈り物
海外事業運営本部 竹久佳恵
2022/05/23
おかやまコープの各店舗に設置された募金箱へ寄せられた募金や、組合員の皆様からのご寄付が積み立てられた「AMDA基金」から、ネパールでの母子保健活動にご支援をいただいています。今年度の贈呈式の様子、昨年度の活動の様子をご紹介します。
少しの工夫で変わる意識~マダガスカルで子どもの栄養改善に向けた取り組みを90村に拡大
マダガスカル事務所…
2022/04/28
マダガスカルのアチモンジャン郡でこれまで取り組んできた子どもの栄養改善に向けた活動を90村に拡大し、約3万6,000人の子どもの栄養改善を支援することになりました。
人間も自然も、ともに豊かな未来を目指して
海外事業運営本部 林裕美
2022/03/11
今回の活動レポートでお伝えするのは、「緑の募金」を活用してホンジュラスで取り組んでいる、アグロフォレストリー事業の最新情報です。アボガド、マンゴー、カシュー、ナラ、アカシアなどの植樹に加え、苗床管理や水源保全などが進められています。
妊産婦ケア強化の取り組みを新たな地域に拡大します(ホンジュラス)
2022/03/01
ホンジュラス国内でもとりわけ社会経済的に脆弱とされる地域で、妊産婦が抱える様々な困難を解決するための活動に取り組んできましたが、2022年3月から新たに2つの地域に、その取り組みを拡大することになりました。
子どもたちの健やかな成長に向かって 海外事業運営本部 林 裕美
2022/01/27
ホンジュラスからの最新活動レポート。生活協同組合おかやまコープ「AMDA基金」からのご支援によるキッズクラブの取り組みや、新しく生まれ変わった児童図書館の様子をお伝えします。
知識から実践へ~寄り添い続けるミャンマースタッフ
海外事業運営本部 白幡利雄
2021/12/23
コロナ禍と政変とで、国全体が混乱状態に陥っているミャンマーですが、人々の生活を支えるため、私たちアムダマインズの現地スタッフは、できることを地道に続けています。そんな現場の最近の様子をご紹介します。
焦らず、一歩ずつ、一本ずつ 海外事業運営本部 田中一弘
2021/11/18
植林と、環境に調和した農業の推進を通じて、持続可能な生計を実現するプロジェクトに取り組んでいるマダガスカルでは9月から、アカシア、ユーカリ、レモンなど植林のための苗木づくりが進められています。
「自分のからだ、大事にするわ」女性たちの大きな決意
海外事業運営本部 小林麻衣子
2021/10/29
ネパールで実施している「乳がん・子宮頸がんスクリーニングキャンププロジェクト」は開始から約10ヶ月が経ち、スクリーニングキャンプや啓発活動に参加した女性たちからは「参加してよかった」といった、うれしい声が届くようになりました。
「いのちをつなぐ」救急体制を支援しています
2021/09/07
人口46,000人の街、ホンジュラスのテウパセンティ市には救急車がたった2台。それも1台は故障、もう1台は老朽化でかろうじて動いている状態。いずれも患者対応に必要な装備は何もない空っぽのまま。これでは住民の「いのちをつなぐ」ことができないと、救急搬送体制の構築を支援しています。
ミャンマーで緊急支援物資を配付
2021/07/21
コロナ禍に伴う経済的打撃に加え、社会的混乱でかすかな希望さえも奪われたミャンマーの人々に緊急支援物資を届けています。ご支援ください。例えば250円のご寄付なら、妊婦への食料4日分、もしくは困窮世帯1世帯分の生活物資を届けることができます。
森が失われつつあるマダガスカルで環境保全プロジェクトを開始
海外事業運営本部 田中一弘
2021/07/05
マダガスカルといえは「豊かな自然環境」というイメージが思い浮かぶかもしれませんが実際には、この60年間で森林の44%もが失われました。その影響は、CO2排出量の増加、固有の生物多様性の喪失、土壌流出など多岐にわたっており、しわ寄せの多くは国民の8割を占める貧困層の生活に及んでいます。
伝統的産婆の本当の想い~母子保健向上への取り組みから~
ホンジュラス事務所 白川良美
2021/06/10
ホンジュラスの山間部ではこれまで、伝統的産婆の介助で自宅出産する女性が少なくありませんでした。近年、施設分娩が推奨されるようになってからも、伝統的産婆は「妊婦の安全な出産」のためにと、活躍の場を広げています。
離れていても、心までは離れない ネパール事務所
2021/05/13
新型コロナウイルス感染症の急速な拡大を受け、行動規制が始まったネパール。プロジェクトスタッフは在宅勤務を続けながら、いまできる最大限の活動を続けています。5月上旬だけで3人の新しい命を迎える手助けができたスタッフはいま、喜びにあふれています。
おかやまコープとの7年間~ホンジュラスと日本のお母さんとのつながり~
海外事業運営本部 林裕美
2021/04/05
生活協同組合おかやまコープ「AMDA募金」から応援くださっている「山村の妊婦クラブ&キッズクラブ事業」。2014年の開始からこれまで2,700人を超える妊婦、1,100人を超える母子が活動に参加しました。7年目を迎える今年、一つの区切りを迎えることに。
子どもの栄養改善を目指したコミュニティでの取り組み
海外事業運営本部 田中一弘
2021/03/22
マダガスカルの首都近郊のアチモンジャン郡では、子どもの栄養問題を改善しようと地域住民が自ら計画した活動が進められています。今回ご紹介する「母親学級」はその活動の1つで、母子の栄養について母親が学ぶ貴重な機会になっています。
ホンジュラスで2事業の署名式が行われました
2021/03/17
2021年2月25日、 在ホンジュラス日本国大使館で令和2年度外務省日本NGO連携無償資金協力事業2案件の署名式が行われました。感染予防対策を十分に講じながら、活動の成果を最大限に引き出せるよう、現地スタッフや住民とともに取り組みを進めていきます。
ダン郡ガダワ地区で4つの簡易診療所がオープン!
ネパール事務所 奥田鹿恵子
2021/02/25
ネパールのダン郡ガダワ地区では、母子健康格差是正を目指したプロジェクトを実施しています。コロナ禍での活動運営には大小様々な困難がつきものでしたが、地域の方と共に一つずつ乗り越えてきました。今回は、2021年2月に完成し、新たにオープンした簡易診療所についてのご報告です。
ザンビア コミュニティセンターの挑戦~自立発展性の向上を目指して~
海外事業運営本部 大谷 聡
2021/01/22
ザンビアのジョージ地区コミュニティセンターは、職業訓練などの社会貢献活動とビジネス(農業や養鶏など)収益の一部を保健センターに還元することを通じて、住民の生活向上と健康・福祉の増進を図っています。2002年からの試行錯誤の取り組みを、スタッフの大谷が振り返ります。