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難民支援事業
AMDAのジブチでの活動は今から10年以上も前から始まっている。1992年、ソマリア内戦激化により住み慣れた場所からジブチへ逃げてきた多くの難民へ緊急医療支援を実施するため、AMDA医師団の活動がスタートした。それから、約15年間、難民キャンプでの医療活動を中心に、ジブチ市内病院での医療支援、帰還難民への帰還前健康診断、難民およびジブチの貧困者への毛布配布(アフリカへ毛布をおくる運動)等、長い歴史を積み重ねてきた。
現在は、首都ジブチ市から車で南西へ2時間のところに位置するアリアデ(Ali Adde)キャンプでUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のプロジェクト実施パートナーとして活動をしている。その主な活動は、キャンプで生活するソマリア、エチオピア、エリトリアを主な母国とする難民への医療サービス提供である。難民にとっては、難民キャンプだけがジブチにおける唯一安全なそして安定した生活が保証された場所であり、AMDAの医療活動はそんな難民にとって彼らの生活を支える、不可欠な支援活動の一つである。
難民たちの生活を支える我がAMDA医療チームは、AMDA ネパール人医師と看護師免許を持つ日本人保健専門家(医療調整員)を筆頭に数人のジブチ人スタッフ、数十人の難民スタッフから構成されており、診療活動、栄養改善活動、保健衛生教育活動、公衆衛生改善活動等、数多くの医療活動を毎日実施している。具体的には、キャンプ診療所でAMDA医師による診察・治療、近郊都市の病院への患者搬送、分娩介助、妊産婦検診、乳幼児成長発達観察等の母子保健、予防接種、栄養改善プログラム、HIV/AIDS予防教育及びカウンセリング、トイレ建設・環境美化運動等の公衆衛生活動などで構成されている。
本年度は、国際ボランティア貯金の支援を受け、難民キャンプおよびジブチ市内の貧困地域でのHIV/結核予防啓発活動を実施する。また地球市民財団の支援を受け、キャンプでの乳幼児の栄養改善の活動を強化する。
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