 |
|
「世界エイズデー」
2009年12月1日
今年も首都テグシガルパ、サンミゲール保健所と協働しHIV/AIDS予防啓発活動を行いました。
‘JSJ’(Jovenes Salvando Jovenes「若者が若者を救う」)のメンバーも30人程集まり、性感染症やコンドーム着用に関するパンフレットを地域の人々や通行者に配布しました。サンミゲール保健所には、HIV抗体迅速検査薬、梅毒検査用試薬、性感染治療薬等を提供し、無料でHIV検査や梅毒検査を実施してもらいました。イベント中もHIV検査について多くの問合わせを受け、関心が高いことが伺えました。
現在JSJメンバーが集合するのは、年に一度のエイズデーのみです。イベント後は、AMDAスタッフともども同窓会のような雰囲気で、お互いに近況を報告します。
今JSJの4人が働きながら大学に通っています。お母さんになった若者もいました。来年も彼らの成長も楽しみに、エイズデーイベントを企画したいと思います。
今回のイベントはフェリシモメリーさんのご寄附により実施しました。またAMDA高校生会からもご寄附があり、パンフレットや携帯電話用ストラップを作成しました。
ありがとうございました。
|
| |
 |
|
「世界エイズデー」 in Myanmar
ミャンマー保健省にNational AIDS Committeeが設置された1989年以来、保健省、関係省庁、ドナー、国連機関、NGOなど援助機関は一丸となり、予防面と治療面からHIV/AIDS対策に取り組んできました。現在は、18の現地NGO、22の国際NGOそして7つの国連機関が、ミャンマー保健省と協働でHIV/AIDS対策に取り組んでいます。
ミャンマーにおけるHIV感染者・AIDS発症者の割合は、2000年の0.94%から0.61%まで減少していますが、それでもまだ、東南アジア諸国平均の0.2%より3倍近い数値です。
AMDAミャンマー事務所では現在、HIV/AIDSだけに特化したプロジェクトは行っていませんが、例えば、地域住民に対する保健教育テーマの一部として取り上げる、PLWHA(People Living with HIV/AIDS)ネットワークと協力・連携するといった関わりを持ちながら、事業を実施しています。
さて世界エイズデーの12月1日、ここミャンマーでも全国各地でさまざまなイベントが実施されました。
AMDAミャンマーの事業地であるメティラ郡、パコク郡では、HIV/AIDSやその他の性感染症に関する活動を担当する郡保健局の性感染症対策チームが主導し、教育委員、教師、医師会メンバー、母子福祉委員、現地・国際NGO職員が協働して、市街地でのコンドーム配布や啓発活動、小中学生を対象にしたHIV/AIDSに関する作文・絵画・詩・ポスターのコンクールのほか、HIV/AIDSに感染した人自身が自分の人生について語る発表会が行われました。
AMDA現地スタッフもこれらのイベントに参加し、またコンテストの優秀者には賞品を授与しました。
|
| |
 |
|
「世界エイズデー」
“Universal Access to HIV Prevention, Treatment, Care & Support is a Human Right”
12月1日、今年も例年通り、AMDA社会開発機構の事業地でもある首都ルサカ市で、世界エイズデーの記念式典が執り行われました。
我々が行っている事業で養成される地域ボランティアである結核・HIV治療サポーターと保健センタースタッフが、エイズデーのテーマの書かれたTシャツを着用し、当日のイベントに参加しました。
それに先立って関連イベントとして、ルサカ市の2地区でHIV/エイズの予防啓発活動を実施しました。40名のサポーターが、合計2,812名に対して戸別訪問を行ない、地域住民が正しい知識を得られるよう、パンフレットを使って丁寧に説明を行ないました。
また、日本では公立小・中学校に相当する、この地区のベーシックスクールで、当法人が設立支援を行なった「結核クラブ」のメンバー15名が、生徒および教師、地域住民、計187名に対して、啓発活動を実施しました。
歌や詩の朗読、踊りや寸劇などを披露し、子供たちにも分かりやすく伝わりやすい方法で、HIVと結核に対する正しい知識と偏見削減につながるメッセージを発信しました。
ここザンビア事務所では、結核・HIV支援事業を実施していますが、保健センターでの通常の活動に加え、これらのイベントを通して、地域住民をはじめ、学校や教会などのさまざまな場所で多くの人々に、結核とHIV/エイズの正しい知識と行動変容の必要性について、広く理解されることができました。さらに、保健センターと地域のつながりを再確認でき、地域連携の強化に繋がったと信じています。
|
| |
 |
「ホーム」で知る世界エイズデー
12月1日は世界エイズデーです。
ここ岡山でも、啓発のためのイベントを行いました。
今年は初めての試みとして岡山市保健所とともに、J2ファジアーノ岡山の協力を得て、広く啓発を行うことにしました。
11月28日のファジアーノのホーム最終戦で、スタジアムへ来場した8,500人余りのうち5,000人に啓発ちらしを、また特設ブースではリストバンドなどの啓発グッズを配布し、あわせてパネル展も実施しました。
いつもファジアーノのホーム戦では親子連れで楽しむお客さんも多いようですが、当日も小さい子が関心を示し、グッズをもらって行くのを見て、まだ若い親御さんとともに、エイズを通して世界の状況にも目を向けるきっかけになってくれればいいのですが。
試合開始前にはマスコットキャラクターのファジ丸にレッドリボンを付けて走り回ってもらったのですが、あまりにチームカラーの「ファジレッド」と同化し、目立たないという失敗もありました。
啓発のためのショートフィルムを流したときには、お弁当を食べてくつろぐお客さんも多かったのですが、「昨年岡山県では新たに21人が」という文字が出たあたりから、目を向けてくださる方が増えたように思うのは、うぬぼれでしょうか。
それに先立ち、11月25日にはファジアーノの選手へのエイズ予防研修を行いました。
練習帰りの選手のみなさんが集まり、40名以上のジャージ姿の選手が、ワークショップでは真剣に書き込んでくれました。
残念ながらHIV感染者は日本では年々増えており、岡山も例外ではありません。
自分と、パートナーと、あとひとり、世界の誰かのHIV感染予防にみなさんも加わっていただけることを願っています。
なお、ちらしの印刷には、クラブン株式会社の全面的なご支援をいただきました。
配布には、ボランティアとしてA2や検査コーディネーター他のみなさんにも寒いなかお手伝いいただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。
|
| |
 |
活動写真展のご案内(12月7-18日)
AMDA社会開発機構の活動をご紹介する写真展を行います。
世界各国で、貧困からの脱出を願い、生計、健康、生活環境の向上を目指して、より良い未来に向け奮闘する人々をご紹介します。ミャンマー、ネパール、ジブチ、ザンビア、ホンジュラス、ペルーの各現地事務所から届いた写真を展示します。
厳しい環境の中でたくましく生きる人々の姿をご覧いただき、国際協力への一層のご理解と応援していただく機会となれば幸いです。
あわせてこの写真展では、ご来場のみなさまによるフォトコンテストを行います。
応援したい人々のうつっている写真へ投票していただき、より多くの票を得た写真には、得票数に応じて当団体で表彰し、活動資金を贈ります。
写真に写っている人や撮影者個人ではなく、その人々が関わっている事業への活動資金となります。
「あなたの一票」をお待ちしています。
また、事前にご連絡をいただければ、ご希望の方には職員が詳しいお話をいたします。ぜひこの機会にお尋ね下さい。
どうぞみなさまのご来場をお待ちしております。
日時: 2009年12月7日(月)〜18日(金) 10:00〜16:30(土日休)
場所: 中国銀行富田町支店ギャラリー (岡山市北区富田町2-11-20)
(入場無料)
|
| |
 |
ファジアーノ岡山のホーム最終戦で世界エイズデーのイベントを行います
AMDA社会開発機構は、ファジアーノ岡山スポーツクラブの協力を得て、岡山市保健所とともに12月1日の世界エイズデーを前に、岡山県内に向けたエイズ予防・啓発活動を行います。
岡山県内のHIV感染者、エイズ発症者の数は増加の傾向にあります。2008年は前年に比べ倍増し、初めて20人を超えました。より一層の予防・啓発活動を推進する必要があります。
「家庭と地域と学校の三者が協働できる社会作りに貢献する」ことを目指す、地元J2ファジアーノ岡山のホームゲーム最終戦で、若者や親子がホームタウン岡山の、そして自分たちの問題としてHIV/エイズを捉えるきっかけとしてほしいと考えています。
当日はどうぞご来場の上、パネル展やエイズ予防・啓発のブースにもお立ち寄りください。
ご希望の方には、啓発パンフレットやシリコン製のレッドバンド、立体レッドリボンシールなどを差し上げます。
11月28日(土) 桃太郎スタジアム 15時開場 17時キックオフ
ファジアーノ岡山 対 ヴァンフォーレ甲府
|
| |
 |
|
2009年11月15日
タイムフェスティバル
鳥取市の「とりぎん文化会館(県民文化会館)」で開催された「タイムフェスティバル」に外務省委嘱NGO相談員として参加しました。
タイムフェスティバル実行委員会が主催し、(財)鳥取県国際交流財団が共催するイベントで、今年で21回目を迎えたそうです。
日本の踊りも含めた各国の踊りや民族楽器の演奏、世界の食べ物を味わうワールドカフェがあり、とても華やかでした。
鳥取県内に居住されている外国人も年々増加傾向にあり、このようなインベントを通じた交流は有意義なものであったと感じました。また、イベントを通じて、楽しんでおられる人達の笑顔がとても印象深く残りました。
相談案件としては、NGOの活動全般、日本政府とNGOの連携、外国人に対する情報提供などについて質問をいただきました。
主催の実行委員会、出展された皆様、お疲れさまでした。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。
|
| |
 |
|
おかやまコープ大福店周年祭チャリティバザー
11月14日(土)に開催されたコープ大福周年祭で、岡山西エリアとコープ大福店様のご協力により、AMDA社会開発機構は、店内に活動紹介ブースを出展しました。
ブース内では、各活動を紹介するパネルの展示と各国から集めてきた民芸品の販売を行いました。
大勢の方が立ち寄ってくださり、AMDA社会開発機構の取り組みをご紹介することができました。
お立ち寄りいただきました皆様、おかやまコープ大福店の組合員の皆様、本当にありがとうございました。
|
| |
 |
|
AMDA高校生会活動による募金の贈呈式が行われました
11月6日、AMDA社会開発機構本部事務所にて、AMDA高校生会による募金の贈呈式が行われました。
式には、高校生会メンバーである岡山朝日高校3年生の福田光さん、岡山一宮高校2年生の石原みほしさんが参加してくださり、岡山朝日高校、岡山一宮高校そして笠岡高校のそれぞれの文化祭で集められた募金が手渡されました。
高校生会代表を代表して福田さんが募金活動に至った経緯や活動を通して感じたことを発表してくださいました。ぜひみなさまにもご一読いただきたく、ご本人のご了解をいただきましたので、そのまま全文をご紹介します。
こんにちは、私は岡山朝日高校3年の福田光と申します。この度、私は、今年の9月12日に岡山朝日高校の文化祭で募金活動を行いました。本日は来ていないのですが、もう一人の朝日生でAMDA高校生会会員の高木さんと共に生徒会の許可を得て、クラスでの活動として行いました。
私たちは、最も人がよく集まる午前10時から午後1時までの時間に、人通りの多い百周年記念館前でクラスの人と共に呼びかけをしました。他にも、PTAバザー会場と、チケット売場、クラスの模擬店の前に1つずつ募金箱を設置しました。活動をはじめてすぐに、「あ、AMDAだ」と立ち止まって、募金をしてくれる人が何人もいました。
多くの人のAMDAに対する厚い信頼を感じて、呼びかけをする私たちの心はあとおしされました。朝日生や先生方はもちろん、保護者や、他校の生徒、地域の人など、たくさんの人が募金をしてくれました。当日は雨天であり、3時間という短時間にもかかわらず、合計で12,800円ものお金が集まりました。声を張ったかいもあって、その日の私の充実感はたとえようがないほどでした。
ここで私たちがこの度募金活動を行った経緯をお話ししましょう。
AMDA高校生会は3年前からホンジュラスのHIV/AIDSの予防啓発支援活動をしてきました。今年度は「HIV/AIDSに対する知識を深め、予防啓発支援活動の輪を広げよう」を活動目標にかかげ、何か新しい取り組みをしようとアイディアをだしあっていました。その1つにAIDSの予防を呼びかけるストラップの作成の案がありました。ストラップには、誰でも気軽に使えるという利点があるので、私たちは早速作成をはじめました。
一方で他にも、AIDSの予防活動を多くの人に知ってもらえるものはないかと考えた結果、募金がいいのではないかとの案がでました。
誰でも気軽に参加でき、多くの人の目に留まると考えたからです。そこで私たちはその時、数ヵ月後にひかえていた文化祭で募金をすることに決めたのです。
私は以前にも街頭募金のような募金活動に参加したことがあるのですが、悲しくなるほど若い人のほとんどが募金に無関心でした。しかし、今回は高校生のような若い人が興味をもってくれて、10円でも100円でも、私たちに思いを託してくれたことが何よりもうれしかったです。また、実際の活動の様子のパネルを提示するなどの工夫もしたので、募金がどのような活動に使われるのかも多くの人に知ってもらえたのではないかと思います。
この募金活動は、AMDA高校生会会員としての私の今までの活動の中で最も感動を覚えたものでした。私たちの思いが少しでも現地の活動のお役にたてることができたら幸いです。本日はお集まりいただき本当にありがとうございました。
そして多くの方々の温かい心のこもった募金を受け取り、理事長の鈴木俊介が、「みなさまの気持ちを現場に伝え、現場からのフィードバックを募金をしてくださったみなさまにお伝えすることが、私たちの責任です。気持ちと実行が伴った活動を異なる世代で継続して行っているAMDA高校生会に感謝いたします。」と感謝の辞を述べました。
今回AMDA高校生会の活動を通して集められた募金は、ホンジュラス首都周辺および南部地域と刑務所で実施している「HIV/AIDS予防支援事業」に活用させていただきます。
熱心な活動を続けてくださっているAMDA高校生会のみなさま、募金をしてくださったみなさま、高校生会の活動を支えてくださった学校関係者のみなさま、ありがとうございました。
|
| |
 |
|
グローバルフェスタ2009
AMDA社会開発機構は、10月3日、4日の2日間、日比谷公園で開催された日本最大の国際協力イベント「グローバルフェスタジャパン2009」に出展しました。
ブース内ではプロジェクトのミニ報告会、パネル展示、民芸品の販売を行いました。それぞれのミニ報告会の後には、プロジェクトに関する質問やご意見を多数いただきました。また、販売した各事業地で購入した民芸品は好評でした。
3日の10時からは会場内に設置されたワークショップコーナーで、ロールプレイ(当事者になったつもりで考えてみよう-ザンビアの結核対策プロジェクトより-)も行いました。
ザンビア共和国の首都ルサカ市内で実施している「結核対策プロジェクト」を題材に、参加者に結核患者、保健センターの看護師、保健ボランティア、プロジェクトスタッフなどに扮してもらうことで、現地の状況を当事者として感じていただくイベントでした。
外務省委嘱NGO相談員として、ブース内に相談員コーナーを設け、学生や社会人の方々から、NGO活動、ボランティア参加、就職方法などについて多くのご相談に応じました。
多くの方々にAMDA社会開発機構を知っていただくことができた2日間だったと思います。
ブースやワークショップコーナーにお越しいただいた皆様、お手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。
|
| |
 |
|
岡山市寄贈の自転車の贈呈式がザンビアで行われました
岡山市寄贈の再生自転車の贈呈式が、9月23日にザンビア共和国 チボンボ郡 ナルヤンダ保健センターとカフエ郡 カジンバ保健センターで行なわれ、20台の自転車は無事、チボンボ郡保健局およびカフエ郡保健局に引き渡されました。
両保健局の代表より、「岡山市からの温かいご理解とご支援、そして仲介してくれたAMDA Zambiaに対して心より感謝している。自転車は、これから保健ボランティアが、辺境地域に住む結核患者や寝たきりのHIV感染者/AIDS患者などの家庭を訪問するために役立てていく」との感謝の辞が述べられました。
保健局より自転車を貸与される保健ボランティア達も、自転車に乗ってポーズを決めたり、感謝の踊りを披露するなど、その喜びを体いっぱいで表現しました。
こうして岡山で放置された自転車が関係者によって新たな命を吹き込まれ、海を渡り、異国の地で多くの尊い命を救うという新たな使命を帯びることができたのも、ひとえに関係者の皆さまのご尽力のお陰でございます。
再生自転車をご寄贈下さいました岡山市をはじめ、自転車の選別・整備及び輸送費のご支援など、多大なご協力を頂きました、岡山県自転車軽自動車商協同組合、そして輸送において多大なご協力をいただきました岐阜県・愛知県を拠点に活動するNGO、ミコノの会および(財)岡山県国際交流協会に対しまして、改めて心より御礼申し上げます。
|
| |
 |
|
毎月11日は、イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン!
9月11日、岡山イオンでの話です。
イオンでは毎月11日、お客様が投函した黄色いレシート合計金額の1%相当額を希望商品に替えて地域で活動する団体へ寄贈するという社会貢献を実施されており、先日2名のスタッフがアピールに行ってまいりました。
地域で活動する団体それぞれのために、20前後のプラスチックケースが陳列されていました。
使える時間は2時間です。早速、お買い物されたお客様に、黄色いレシートを通した支援を呼びかけました。騒音にならぬよう、しかしざわめきに負けぬよう、声をかけはじめました。
(以下、お客さんとのやりとり。カッコ内がスタッフ)
あらそんな活動をされているのね、しらなかったわ、とレシートを入れてくださるお客様、
(ありがとうございます)
カバンからごそごそといくつも探し出してくださるお客様、ごめんねーいつも他の団体を支援しているのよというお客様
(あちらの活動もすばらしいですよね)、
ごめんねー家計簿つけるのに必要なのよとおっしゃるお客様
(いえいえ大丈夫ですよ)、
少ない金額やけどええかしら
(ちりも積もればですからありがたいです)、
何もいわずに渡してくださるお客様
(ありがとうございます)
などなど…。
実にさまざまな反応がありました。国際協力をするとはいっても、地域の方からご支援いただける団体であることは、とても大切なことだと思います。また不況の中でも、営利活動の一環として社会貢献を続けていただけるのも、大変ありがたいです。
AMDAのボックスに投函くださったみなさま、イオンリテール ジャスコ岡山店のみなさま、うるさくしてごめんなさい、ありがとうございました。
来月もまたよろしくお願いします。
|
| |
 |
|
岡山市より寄贈された再生自転車がザンビアに到着しました
5月25日に岡山市より寄贈されました20台の再生自転車は6月中旬に名古屋港を出航し、モザンビークを経て、無事8月中旬にザンビア共和国の首都ルサカ市に到着しました。
この自転車はAMDAグループのAMDA社会開発機構を通じて、「ザンビア共和国保健省チボンボ郡保健局およびカフエ郡保健局*1」へ供与されます。
そして、同保健局の管理の下で、同保健局とわれわれが共同で実施している結核・HIV/AIDS対策プロジェクトに無償で従事する保健ボランティアたちに貸与され、彼らが日々の活動で結核患者やHIV感染者/AIDS患者の家庭を訪問する際に使用されます。
今後も引続き、自転車がどのように現地で活用されているのか詳しい報告をお届けする予定です。
*1:現地での必要性を考慮し、岡山市からの了解を得た上で、寄贈された自転車の供与先を、当初予定していたルサカ市保健局から、チボンボ郡保健局およびカフエ郡保健局に変更しました。
|
| |
 |
|
ミャンマー・ネパール帰国報告会
「母と子のいのちを見つめる」と題した母子を対象とした支援活動の報告を、6月26日(金)きらめきプラザ2階ゆうあいセンターにて行いました。
初めにミャンマーコーカン特別区における母子栄養改善支援事業について、保健専門家の梅田麻希が報告を行いました。
コーカン特別区は中国と国境を接する山岳の地域であり、7つの少数民族が生活しています。AMDA-MINDSがこの地域で行っている活動:母親たちに対する調理実習、健康教育、子どもの身体測定、食糧配布、栄養不良児の家庭訪問について、写真と映像をお見せしながら報告しました。
次に、「南アジア大好き」と自己紹介した事業調整員の小林麻衣子が、ネパールタライ平野での母子保健活動について報告しました。
病気になっても病院へ行かないことが普通である伝統的な社会で、病気にならないようにするための予防支援としての保健教育活動や妊産婦検診の受診推進活動を、写真と映像を交えて報告しました。
それぞれの活動報告後には、参加者の方々から活発にご質問、ご意見をいただくことができ、今後の活動向上への大きなヒントとなりました。
お忙しい中足を運んでくださった皆様、どうもありがとうございました。今後も我々の活動を報告し、皆様からご質問、ご意見をいただく機会を設けます。引き続き皆様のご参加をお待ちしています。
|
| |
 |
|
岡山市より自転車の寄贈
岡山市より20台の自転車が寄贈されました。
5月25日に岡山市役所で贈呈式が行われ、高谷市長より目録を受け取りました。
この自転車はAMDAグループのAMDA社会開発機構を通じて、「ザンビア共和国保健省ルサカ市保健局」へ供与され、ルサカ市保健局とわれわれが共同で実施している結核/HIV/AIDS対策プロジェクトに活用されます。
このプロジェクトは、多くの医療従事者を失い、慢性的な人材不足と財政難に陥っている首都ルサカ市の結核対策を、「結核治療サポーター」と呼ばれる地域から選ばれた保健ボランティアの力を借りて立て直すことを目的としています。
AMDA社会開発機構は、ルサカ市保健局と共に、彼らの力を活かして結核対策プロジェクトを実施してきました。
現在は結核治療とHIV/エイズ治療を効果的にリンクさせることで、地域の住民が(たとえHIV感染者/エイズ患者であっても)健康的で、そして人間的な生活を営むことができるように、結核治療効果がさらに向上することを目指しています。
今回の自転車の寄贈によって、保健ボランティアの活動がますます活発に、より実り多いものになると期待されています。
自転車には岡山市から寄贈を記念しプレートが取り付けられます。
6月の第1週目に積み込みを行い、6月中ごろにザンビアに向けて名古屋から出港します。南アフリカを経由して9月頃にザンビアのルサカ市に到着予定です。
|
| |
 |
|
アフリカンフェスタ2009

AMDA社会開発機構は5月16日、17日に横浜赤レンガ倉庫で開催されたアフリカンフェスタ2009に出展しました。
昨年に引き続き、今年も横浜で開催されました。
天気はあまりよくなかったのですが、横浜開港150周年記念イベント「開国博Y150」も開催されており、多くの来場者でにぎわいました。
ブースではジブチとザンビアで実施しているプロジェクトの紹介や現地の民芸品の販売を行いました。
また、外務省委嘱NGO相談員として、NGO関係者、学生、医療従事者、外国籍の方等からNGO・NPO、アフリカでの活動、HIV/AIDSの状況、NGOへの就職など多くの質問に回答することができました。
赤レンガ倉庫1号館2階に設けられたレクチャーコーナーでは、ロールプレイ/ワークショップ「当事者になったつもりで考えてみよう〜ザンビアの結核対策プロジェクトより〜」を行いました。参加者の皆さんには、結核患者、隣人、ルサカ市保健局長、保健所の看護師、ボランティア、AMDA-MINDSスタッフになって、それぞれの立場からザンビアの結核の問題について話し合っていただきました。
本当にその役になりきっていただき、まさに現場にある課題をリアリティーとして体験いただけたと思います。実施した私どもにとっても、非常に学びの大きいワークショップとなりました。
ブースに訪問してくださった方々、レクチャーコーナーにご参加いただいた方々、お手伝いくださった方々、ありがとうございました。
|
| |
 |
イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン
イオンでは、毎月11日のイオン・デーにレシートが黄色に変わります。その日お店には地域で活動する団体ごとの専用投函ボックスが設置されます。買い物をされた方が応援したいと思う団体のボックスにレシートを投函すると、その合計額の1%を贈呈金額として、希望商品に替えて寄贈するという社会貢献を実施されているのです。
先日、ジャスコ岡山店で2008年度にみなさんが投函してくださったレシート分の贈呈を受けました。現地では手に入らない質の良い文房具や、あると作業が格段にはかどるのに、普段は現地の活動で手いっぱいのため後回しになってしまうようなものを数多くそろえることができました。
AMDAのボックスに投函くださったみなさま、イオンリテール ジャスコ岡山店のみなさま、ありがとうございました。
|
| |
 |
|
AMDA鎌倉クラブ
4月25日に平成21年度AMDA鎌倉クラブ総会が開催されました。
今年はクラブ設立10周年の記念すべき年となります。鎌倉クラブさんは、毎年、チャリティーコンサートやバザーなどのイベントを開催され、ホンジュラス事業ならびに緊急救援事業へ継続的にご支援いただいています。
この場をお借りし、心より感謝申し上げます。
総会では、昨年度の活動・決算報告ならびに今年度の活動計画が行われ、10周年をどのように盛り上げていくか話し合われました。最後にAMDA社会開発機構から出席した田中より、ご寄付をいただいたホンジュラスの世界エイズデーの活動報告をさせていただきました。
今年のAMDA鎌倉クラブ10周年チャリティーコンサートは9月13日(日)鎌倉芸術館小ホールで行われます。
是非ご参加ください!(詳細は後日ホームページでご案内いたします。)
|
| |
 |
|
2009年1月
「保健コンテスト開催」
AMDA-MINDSミャンマー事務所が、国際ボランティア貯金の配分ならびに国際ロータリークラブ2780地区からの支援を受けて、ミャンマー中央乾燥地に位置するメティラ県34村で実施している「貧困世帯女性に対する自立支援のための生活改善事業」では、貧困世帯の女性たちが自立して、健康な生活に近づく一歩をお手伝いしています。
具体的には、土地を持たないもしくは貧困層に属する1,500名の女性に、保健知識の向上、新たな収入機会の創出、既存生業の規模拡大、技術向上やリスクヘッジを目的としたパッケージサービス(保健教育、小規模融資、保険と貯蓄制度、職業訓練、識字・算数教育)を提供しています。
今年度も終わりに近づいた1月末、選抜優秀8村から47名の女性がメティラ市街のホールに集まり、1年間学んできた保健知識・技術を村ごとに競い合うコンテストが開催されました。
メティラ県保健局長などの多くの来賓や審査員が駆け付ける盛大なイベントだったため、最初は緊張していた参加者たちでしたが、いざコンテストが始まると真剣そのもの。水系感染症予防をテーマとした演劇では、どの参加者も韓国ドラマ顔負けの迫真の演技でした。
さて、世界保健機構(WHO)によると、健康とは「完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない」と定義されています。
「途上国で人々の健康のためにプロジェクトを実施しています」と聞けば、医療機材や消耗品を提供したり、無料で診療するといった「肉体的健康」のための活動を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかしながら、この定義のように、本当に人々が健康に暮らすためには、多種多様な条件が必要となります。
「負けちゃったのは本当に悔しいけど、この日のために毎晩みんなで集まって、村長さん、近所の人や家族にコーチしてもらいながら勉強したり劇の練習した事が楽しかったわ。それに、他の村で同じような境遇にある女性と仲良くなれたから、これから市場で顔見知りも増えるわね。来年のコンテストでは絶対に負けないから、もう一回チャンスをちょうだいね」。
たった1点の僅差で優勝を逃した西セーゴン村のリーダー、オー・シュウェさんは悔しそうに、でも満面の笑顔でコンテストの感想を聞かせてくれました。
オー・シュウェさんがコンテスト参加を通じて手にした「健康」。それは、単なる保健知識や技術だけでなく、家族、地域共同体、仲間とともに力を合わせて何かを成し遂げる素晴らしさなのかもしれません。
|
| |
 |
|
2009年1月
「補助保健センター完成」
ミャンマーの草の根レベルでは、予防接種や妊産婦検診といった基礎的な保健医療サービスを提供する主役は、助産師さんです。
赤いロンジー(腰巻風の伝統的なスカート)が目印の助産師さんたちは、宮沢賢治よろしく、雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、徒歩や自転車で担当管轄村を巡回しながら、保健医療サービスを地域住民に提供しています。
その助産師さんが拠点とする場所が、補助保健センターです。人口約3〜5千人に対して1つの割合で配置されており、平均4〜8つの村を管轄しています。
AMDA-MINDSミャンマー事務所が2008年6月から実施している日本NGO連携支援無償資金事業「基礎保健医療サービス向上支援事業(フェーズ2)」では、ミャンマー中部乾燥地に位置するパコク県の3補助保健センターの機能強化を目的とし、3つの活動(補助保健センターの建設、必須医薬品・医療消耗品の供与、保健委員会の能力開発)を実施しています。
1月末、全3補助保健センターが完成し、プロジェクトからパコク県保健局への譲渡式典が開催されました。
式典は、パコク県保健局長のコー・コー・ジー医師、在ミャンマー日本国大使館の野村博書記官をはじめとする多くの来賓、そして補助保健センターの完成を長らく待ち望んでいた助産師さんと地域住民の方々、総勢300名以上が集まる盛大なイベントとなりました。
新しい補助保健センター完成の担い手は、その保健医療サービスを享受する地域住民自身でした。
補助保健センターの建設を計画・運営管理した建設管理委員会のメンバー、砂や木材など材料を集めた村人たち、寄付を募り患者待合室用の椅子を購入したり、患者用のトイレを建設した保健委員会のメンバー、村人にとって憩いの場所であるようにと願い、建物の周りに花を植えた女性たち。式典に参加した村人の顔は皆、喜びと誇りに満ちていました。
今、助産師さんと保健委員会メンバーは、地域住民みなが健康な日々を送れるように、「緊急搬送患者支援基金の設立」「補助保健センター運営規定の策定」「保健ボランティアによるコミュニティー薬局の開始」など、これまでになかった新しい活動を計画し、推進している最中です。
Health for All。
そこまでの道のりは、長く、時には険しいものでしょう。新しい補助保健センターの完成は、その道のりの第1歩に過ぎません。これからも、AMDA-MINDSミャンマー事務所は、地域住民とともに、その長く険しい道を、ゆっくりと、でも着実に、一歩ずつ歩んで行きたいと思います。
|
| |
 |
|
2009年4月24日
「finds MINDS -活動報告会」
きらめきプラザ2階のゆうあいセンター大会議室で、「AMDA社会開発機構 活動報告会finds MINDS-ボランティアが支える地域保健-」を開催しました。
アフリカ南部のザンビア共和国から一時帰国中の事業統括者の井坂泰成と中米ホンジュラス共和国から帰国した理事長の鈴木俊介が活動を報告しました。
ザンビア事業は、主にHIV/エイズの影響で蔓延する結核の撲滅を目指した事業について、その活動の中心を担うボランティア(結核治療サポーター)の育成やその活動の成果について報告を行いました。
ホンジュラス事業報告では、ボランティア(伝統産婆を含む)の育成、地域医療施設における母子保健サービスの改善、保健施設と山間村との連携促進などを通じた、山間村の母子の健康を守る活動についてお話ししました。
両事業は、ともにJICA草の根技術協力事業として実施しており、当日は、JICA中国国際センターから市民参加協力課長の辻野様、同調整員の幸田様にもご出席いただき、JICAとNGOの連携についてもお話しいただきました。
報告会は50名の参加があり、活発な質疑応答も続き、たいへん盛会でした。ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
今後もこのような報告会を行いますので、多くの方のご参加を心からお待ちしています。
|
| |
 |
|
2009年2月14日
「国際貢献ボランティア養成講座」
岡山県主催の「国際貢献ボランティア養成講座」が岡山市南方のきらめきプラザで行われ、講座の1コマを理事長の鈴木俊介が担当しました。
国際協力活動に関心のある約40名の受講者を対象に、「NGO入門 −NGOの世界へようこそ−」と題して、前半はNPOやNGOの成立の背景や社会的役割について説明するとともに、AMDAグループを紹介しました。
後半は、NGOが事業対象地域の住民や自治体と連携して行う活動の意義について説明し、その具体例として、ミャンマーでのマイクロクレジットやザンビアでの結核・HIV対策事業を紹介しました。
参加者の中には、外国駐在経験があり今後は仕事を離れた国際協力活動を希望している方、国際協力や政治について学んでいる大学生、実際に途上国で活動をされている方など、さまざまな立場の方がいらっしゃいました。
短い時間でしたが、今回の講座がみなさまの今後のご活動の参考になりましたら幸いです。
講座を聴いていただいたみなさま、どうもありがとうございました。
|
| |
 |
|
2009年2月6日
「finds MINDS -難民のゲンバ、アフリカのゲンバ」
私たちの事務所があるゆうあいセンターの研修室で、「finds MINDS -難民のゲンバ、アフリカのゲンバ」と題して、ジブチ難民支援事業とザンビア事業の派遣者帰国報告会を行い、約20名の方々にご参加いただきました。
本法人理事長の鈴木俊介の開会の挨拶からはじまり、2年間の任期を終え帰国したばかりのジブチ事業統括である出水幸司が、「難民の今、ジブチでは」と題して、アフリカ・ソマリア沖海賊対策として派遣される海上自衛隊の拠点になるジブチの難民支援事業について報告しました。
まず、新聞記事や地図などを用い、国内外から注目をあび始めたジブチの概要について説明し、アフリカでの紛争について、また難民支援事業の一環として行われている診療・治療、栄養改善、コミュニティ活動などの医療サービスとこれまでの活動の課題と今後の動向について報告しました。
引き続き、アフリカ・中南米チームの大谷聡が、「ザンビア人によるザンビア人のためのプロジェクト−AMDAコミュニティセンター奮闘記」として、ザンビア事業、特に、コミュニティセンター活動に焦点をあてた報告を行いました。クイズを用いたザンビア紹介から始まり、コミュニティセンター設立の経緯、活動、成果を紹介し、最後には課題と今後の展望についてお話しました。
それぞれの事業報告後の質疑応答について、緊急的人道支援と長期的人道支援について、両国のHIV/AIDSや結核の問題について、物価について、主要産業についてなどの質問をいただきました。
報告会にご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
これからもこのような報告会を行いますので、多くの方のご参加を心からお待ちしています。
|
| |
 |
|
2009年1月
「ミャンマーにおける拡大予防接種プログラムとAMDA-MINDS」
拡大予防接種プログラム(Expanded Programme on Immunization)は、WHOによって提唱されたプログラムで、世界中の子どもたちに基本的なワクチン接種を提供することを目指しています。
ミャンマーもこのプログラムに参加し、保健施設での定期接種だけでなく、予防接種キャンペーンやアウトリーチ活動(現場に出向いての予防接種活動)を行っています。
1月10日から12日には、「全国予防接種の日(National Immunization Day)」として、全国325の市(保健省発表)でポリオ予防接種キャンペーンが行われました。
AMDA-MINDSは、公的保健医療機関が実施している予防接種活動を支援することで、より多くの人たちが必要な予防接種を受けられるように努めています。
今回は、コーカン特別区での活動についてご紹介します。
コーカン特別区は、中国と国境を接する山岳地帯にあり、一帯には、独自の言語と習慣を持った複数の少数民族の人々が住んでいます。
コーカン特別区のように、人口の少ない村々が点在し、保健施設の数が少ない地域では、保健スタッフが日頃から村々に出向いて啓発活動を行うことがむずかしく、予防接種がなぜ必要なのかを知らない村人も少なくありません。
予防接種は、ワクチンを口から、または注射を介して体の中に入れる医療行為です。正しい知識と信頼感がなければ、自分からすすんで予防接種を受けることはできない理由がここにあります。
AMDA-MINDSは、この地域の53村で「母子栄養改善事業」を実施し、定期的に多くの村々を訪れています。その機会を利用し、日頃の活動の中で、予防接種の大切さや予防接種の受け方について説明しています。
また予防接種キャンペーン中は、お母さんや子どもたちが安心して予防接種が受けられるように、通訳として村の人々と保健スタッフのコミュニケーションを支援しています。予防接種が必要な人々と保健スタッフを結ぶ支援は、日頃の活動で培った信頼関係があってこそ。お母さんたちの笑顔から、そんなメッセージが伝わってきます。
2月7日から9日には、「全国予防接種の日(第2ラウンド)」が行われ、今回予防接種を受けられなかった子どもたちに、ポリオワクチンの接種が行われます。
病気を治すだけでなく、病気にならないことの大切さを、一人でも多くの人たちに体験してもらえるように、これからもAMDA-MINDSは、予防接種活動をサポートしていきます。
このプログラムは、外務省「日本NGO連携無償資金協力」のご支援で実施しています。
|
| |
 |
|
2009年1月
「結核クリニック完成」
AMDA-MINDSが建設した二つの結核クリニックがめでたく完成し、贈呈式が行われました。
この結核クリニックは、昨年2月に始まった外務省の日本NGO連携無償資金協力による「ルサカ市結核対策強化事業」の下で建設され、ルサカ市マテロ地区の二つの保健センター(公立病院)に寄贈されました。
1月19日に行われた贈呈式には、在ザンビア日本大使館の堀内俊彦臨時大使をはじめ、ルサカ市保健局局長、保健センター長、結核外来の看護師、元結核患者、結核治療サポーターなどおよそ100名の関係者が集い、太鼓の演奏とダンスで盛り上がった後、記念の言葉を添えていただきました。
両センターとも、これまで、結核治療は、患者が多いにも関わらず専用の施設がなく、外来棟の受付の一角で行われていました。
そのため、関係者からは「これで一般患者への感染の危険を減らせる」などの喜びの声が聞かれ、贈呈式はテレビや新聞でも大きく取り上げられました。新しいクリニックには早速機材が運び込まれ、看護師とサポーターが活動を開始しました。
「ザンビアグローバルファンド・プロジェクト始動」
グローバルファンド(世界エイズ結核マラリア対策基金:エイズや結核などの感染症対策に取り組む国際基金)の事業案件募集に対するザンビア事務所の申請案が、この度、承認されました。
地域レベルでの結核対策事業で、地域のボランティアを結核治療サポーターとして養成し、収入創出活動も支援するAMDA-MINDSの地域に根ざした取り組みが評価されました。
プロジェクトは1月からルサカ市マテロ地区で開始しました。来月からは、医療サービスに乏しいルサカ市西部郊外に展開し、サポーターの養成と、遠隔地と都市部の病院を結ぶ連携体制の構築を通した結核とエイズの治療サービスの向上に取り組んでいきます。
|
| |
 |
|
2009年1月24日
「平成20年度ひろしま国際塾セミナー」
昨年に引き続き、財団法人ひろしま国際センターが主催する国際理解講座「ひろしま国際塾」の講義の1コマを担当させていただき、AMDAの理念とAMDA社会開発機構の活動を紹介できる機会をいただきました。
当日は、ゆうあいセンター研修室で、6名の受講生に対して、AMDAボランティアセンターの小池彰和からはAMDAの理念について、またAMDA社会開発機構アフリカ・中南米チーム大谷聡から活動の実例として、ザンビアでの結核・エイズ対策を中心としたAMDA Zambiaの取り組みを紹介しました。
こちらからの説明・活動の紹介後に行われた質疑応答の内容は多岐にわたり、「国連経済社会理事会総合協議資格の取得後のメリット・デメリットについて」、「アフリカのHIV/AIDSの動向について」、「現地プロジェクトにおけるNGO間の連携・パートナーシップについて」、「NGO職員の処遇について」、「岡山県国際貢献活動の推進に関する条例における県との協働について」などの質問を受けました。
地方発のNGOとして活動しているAMDAグループとして地域の方々の国際理解に貢献できることを嬉しく思い、このような機会を与えていただいた財団法人ひろしま国際センターに感謝しております。
また広島からわざわざ岡山までおこしいただき、熱心に講義を受けていただき、多くのご質問をしていただいた塾生の方々にも感謝しております。ありがとうございました。
|
| |
 |
|
2009年1月17日
「ネパール子ども病院10周年記念式典」
1月17日、「子ども病院(正式名:AMDAネパールシッダールタ母子専門病院)」にて、開院10周年の記念式典が開催されました。
病院の本来の開院記念日は11月2日なのですが、1月17日という日に式典を開催したのには、理由があります。
14年前のこの日、阪神・淡路大震災が人々を襲いました。震災は、人々の生活の場を破壊し、たくさんの命を奪い、測り知れない悲しみを生みました。その一方で、人間同士の絆を深め、他を思いやる気持ちを取り戻した、と言います。震災で傷ついたたくさんの人たちが、被災地でボランティアで診療をしてくれたネパール人医師たちのことを思い、「そのお返しをしよう」という優しい気持ちから生まれたのがこの病院でした。
10周年という節目の日に、もう一度この病院が設立されたきっかけや、日本からの真心を思い起こし、原点に帰ろうという意味を込めて、1月17日に記念式典を開催しました。
同時に、震災で失われた多くの命と、この病院で治療の甲斐なく亡くなった母子の命、この病院設立の発起人であり、完成を誰よりも心待ちにしながら、志半ばで亡くなってしまった故篠原明医師への追悼の意を込めて、ASMP(AMDA Soul and Medicine Programme)を実施しました。
この日に先立ち、1月16日、ブッダ生誕の地であるルンビニにて、高野山蓮花院の東山泰清大僧正による法要を執り行いました。日本から駆けつけてくださった、AMDA兵庫県支部の会員の皆さまを含めた27名と、AMDAネパール関係者約10名にご臨席いただき、読経と焼香を行いました。
翌日17日には、早朝からヒンドゥー教司祭による慰霊の儀式が行われました。その他、ネパール仏教の尼僧、イスラム教司祭、キリスト教司祭からの追悼の言葉を頂き、会場に集まった約200名がそれぞれの宗教に基づいて、また宗教の枠を超えて、亡くなった全ての方に祈りを捧げました。
その後、10周年記念式典が開催されました。
AMDAインターナショナル代表の菅波茂をチーフゲストとして迎え、ルパンデヒ郡オフィサー、ブトワル市長を始めとする有力者、そして500名以上の地域住民及び病院関係者が会場に集まりました。また、JICAネパール事務所の丹羽憲昭所長のご臨席も賜りました。
壇上では、スペシャルゲストとして駆けつけてくださった、シンガーソングライターユニットのダ・カーポ様より、素晴らしい歌と演奏のプレゼント(ダ・カーポ様より子ども病院のテーマソングとして「命の花」をご提供いただきました)や、AMDA兵庫県支部作成の絵本「ありがとぅね」の紙芝居読み聞かせがあり、会場のネパール人からも大きな拍手が湧き起こりました。
病院関係者からは、「10周年を新たなスタートとして、これからも、宗教や政治に左右されず、地域の人たちのために尽力していきたい」との言葉もありました。
多くの皆さまのご尽力により、素晴らしい慰霊祭と式典を開催することができました。
この場をお借りして、関わって下さった全ての方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。
|
| |
|
| |
| |
 |