ホンジュラスで日本語教室の皆さんよりご寄付をいただきました

2017/06/12

5月25日、ダンリ市において青年海外協力隊員の皆さんが講師を務めている日本語教室の皆さんよりご寄付をいただきました。教室を代表して、講師の一人である青年海外協力隊の舛本才智さんがご寄付をお持ち下さり、お話しを伺いました。

エル・パライソ県で活躍している青年海外協力隊員の皆さん(左端はAMDA-MINDS調整員の浦上)
エル・パライソ県で活躍している青年海外協力隊員の皆さん(左端はAMDA-MINDS調整員の浦上)

2016年2月より、ダンリ市で活躍する協力隊員が、自身の活動に加え、ダンリ市のために何かしたいと「日本語教室」を始めました。これまでに8人程度の協力隊員が関わり、交替で週一回の授業の講師を務めてきました。受講者は9歳~60歳代と幅広い年齢層のホンジュラス人で、市内の文化センターを利用して行われる授業には、多い時には30人が参加していたそうです。今年に入ってからは、規模は縮小しましたが、日本語習得に熱心な20歳代前半の若者5人程度に対し、継続的に授業が行われています。日本に留学したい学生、アニメで聞いたフレーズを理解したい若者と、それぞれの受講目的は様々ですが、講師の協力隊員も日本語教室を楽しみながら、そして熱意を持って授業を進めている様子が伝わってきました。

日本語教室の授業の様子
日本語教室の授業の様子

寄付先に、当団体を選んで下さった理由を聞きますと、寄付をするのであれば、信頼のおける人・団体に託したいという思いが強かったと話して下さいました。当団体は、ダンリ市を拠点に、エル・パライソ県の山間地域において、母子保健向上や思春期リプロダクティブヘルスに関する活動を長年実施しており、看護師・助産師・保健師として配属される協力隊員と、近年は連携を取る機会が増えています。

数ある団体の中から当団体を選んで下さったことを光栄に思います。心のこもった貴重なご寄付、本当にありがとうございました。