» デニ・ムクウェゲ医師のノーベル平和賞受賞に寄せて

【2018年10月06日】

コンゴ民主共和国で紛争下の性暴力根絶に取り組むデニ・ムクウェゲ医師が、イラクのナディア・ムラドさんとともにノーベル平和賞を受賞されたことに、祝意を表します。

ムクウェゲ医師の活動はドキュメンタリー映画「女を修理する男」に詳しく、AMDA-MINDSでも2年前に、岡山大学の国際医療勉強会ILOHAとの共催で上映会を行っています。ご覧になった方の多くは、コンゴの緑深い、美しい自然と対照的に、そこで行われているおぞましい犯罪とその被害の大きさ、そしてそれに私たちが無縁ではないことに打ちのめされたのではないでしょうか。

ムクウェゲ医師は被害を受けた女性一人ひとりに向き合うと同時に、国際社会に対し、紛争下の性暴力が支配のための手段として利用されていることを訴え、行動を求め続けており、受賞にふさわしいと思います。

この受賞が、被害を受けた女性たちを勇気付け、事実を知った人たちの行動につながること、また、ムクウェゲ医師が常にさらされている危険を少しでも減らすことになるよう、心から願っています。